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ラグビー コラム 2023年1月23日

【ハイライト動画あり】燃えた相模原ギオンスタジアム。 ダイナボアーズとブルーレヴズの激闘は劇的結末。

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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三菱重工相模原ダイナボアーズvs.静岡ブルーレヴズ

80分間、目の離せない激闘だった。リーグワンのディビジョン1第5節、三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原DB)と静岡ブルーレヴズ(静岡BR)の一戦は、1月22日(日)、神奈川・相模原ギオンスタジアムでおこなわれた。ディビジョン2からの昇格一年目で3勝1敗の快進撃を続ける相模原DBのホストゲームは、10数台のキッチンカーがスタジアムの周囲を囲み、「ダイナボアーズ ダイボ君なりきりセット」の帽子など応援グッズを身に着けたファンが多数詰めかけた。なかには猪の帽子の上に、ビジターの静岡BRのニット帽をかぶって両チームを応援する人も。

開幕4連敗の静岡BRだが内容は接戦続き。相模原DBを今季より率いるグレン・ディレニーヘッドコーチも「ブルーレヴズはタフで我々と似たチーム。鏡を見ているようで、大きなチャレンジ」と接戦を予期していた。午後2時30分、世界のトップレフリーの一人であるアンガス・ガードナーレフリー(オーストラリアラグビー協会)の笛で激闘の幕が上がった。静岡BRのSO清原祥のキックオフ以降、互いに有利な地域で戦おうとキックの応酬となる。静岡BRはWTBマロ・ツイタマの好キックで相手陣深く入ると、得意のラインアウトからのモールで攻め込み、最後はSHブリン・ホールがトライ。清原のゴールも決まって、7-0と先制する。

クワッガ・スミス

静岡BRのディフェンスのプレッシャーに苦しんでいた相模原DBは、11分、自陣からCTBマット・ヴァエガが抜け出し、最後はCTBヘンリー ブラッキンが左コーナーにトライ。SOジェームス・シルコックが難しいゴールを決めて7-7の同点とする。その後もスクラムで優位に立ち、激しいコンタクトプレーで前に出る静岡BRペースで試合は進んだ。25分、相模原DBゴール前のスクラムからNO8クワッガ・スミスがサイドアタック。サポートしたブリン・ホールが押さえて、14-7と再びリードする。

その後は相模原DBが何度もチャンスを作ったが、静岡BRのキャプテン、クワッガ・スミスが判断の良いジャッカルで立ちはだかった。粘る相模原DBは、正確無比のプレースキッカーであるジェームス・シルコックが40m以上のロングPGを2本決め、14-13と1点差にして前半を終える。後半開始直後にもシルコックがPGを決めて、14-16と逆転も静岡BRは相模原DB陣10mライン付近のラインアウトからの攻撃で清原が抜け出し、PR伊藤平一郎、ツイタマとつないでトライ。21-16と逆転し、まさにシーソーゲームとなる。その戦いを3,420名の観客も固唾をのんで見守った。

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