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2トライを記録したNO8藤井
春らしい収穫の多い試合となった。5月31日(日)、静岡県のエコパスタジアムで、明治大学は昨年度の関東大学リーグ戦王者・東海大学と対戦。
6名の1年生を始めとしたフレッシュなメンバーが出場し、1週間前の帝京大学戦とは変わり、キックを多用せずパスを中心としたラグビーを展開。試合終盤まで競ったゲームとなったが、最後は選手層の厚さで突き放し、45-27で白星を収めた。
前半の始めは両チームともに攻めあぐねる展開となった。ポゼッション、テリトリーともに明大優位で試合を運んだが、ペナルティで決めきれず試合は停滞した。
26分、均衡を破ったのは東海大。明大がラックからこぼしたボールを素早く外に展開し、右WTB(ウイング)山口廉太がトライ。コンバージョンキックも決まり、0-7と先制を許した。
しかし32分、東海大のオフサイドの繰り返しで敵陣に侵入すると、9シェイプからNO8(ナンバーエイト)藤井達哉 (政経4=東福岡)がフィジカルを生かして突破。7-7にスコアを返した。「トライできたのは良かったが、他のキャリーやタックルの部分で引いてしまったところがあった」(藤井)。
さらに直後の34分、左CTB(センター)大和哲将(政経3=佐賀工)がハイボール処理直後の東海大のパスをインターセプトすると、そのままトライエリアへ。14-7と一気に勝ち越しに成功した。「相手がハイボール上げてきたら、しっかり下がるというのはシステムであったので、しっかり下がって、こぼれ球をたまたま拾っただけだった」(大和)。
だが37分、東海大にモールからトライを許すと、40分にはPG(ペナルティゴール)を献上。14-15の明大ビハインドで試合を折り返す。「前半は自分たちのアタックをしようと考えていたが、ミスやペナルティで自分たちのラグビーがうまくできなかった」(大和)。
後半、先にスコアしたのは明大だった。15分、敵陣中盤のスクラムからテンポ良くアタックを展開し、最後は右LO(ロック)物部耀大朗(商4=中部大春日丘)が決め、21-15と逆転に成功。続く22分にもラインアウトからFW(フォワード)が攻め込み、藤井が2トライ目を決め26-15とリードを広げる。
26分に東海大に2トライ目を献上し、26-20と1トライ圏内に再び詰め寄られるも、リザーブから出場した選手が躍動した。
33分に中川功己 (営4=流経大柏)がモールからトライを決めると、39分には宮﨑和史(情コミ3=石見智翠館)がグラウンディング。東海大に1本返されるも、45分に再び中川がモールから決め、45-27でフルタイムとなった。
関東大学春季交流大会2026
【ハイライト動画】Aグループ 明治大学 vs. 東海大学(5月31日)
「前半の入りが悪かったが、ポジティブに前半の課題を受け止めて、後半修正して勝つことができたのは良かった」(SO/スタンドオフ萩井耀司・商3=桐蔭学園)。
ハンドオフする右FL大川主将
「入りの部分で受けてしまったり、先週の課題であった小さなミスなどは全然修正できておらず、課題が残る試合」と、右FL(フランカー)大川虎拓郎主将(法4=東福岡)が語るように完璧とは言えないゲーム展開であった。
しかし、昨年度から多用していたハイボールに頼らないオプションや、リザーブで入った選手の活躍など今後に向け好材料となる部分がいくつも見つかる試合になった。「(帝京大戦と比べて)ビースト(リザーブ)としての役割、後半メンバーの役割をしっかり果たしてくれた」(大川)。
次節の早稲田大学戦は昨年度の全国大学選手権決勝カード。今年度は筑波大学に45-12の完勝を収めるなど4戦4勝と好調だ。昨年度3戦3勝を収めた相手に連勝を伸ばせるか期待だ。
「ジャパンのメンバーも戻ってくるので、その選手たちとしっかりコミットして、結果的に1点でも多く勝てたらいいなと思う」(萩井)。
文:佐藤比呂/写真:岩本文乃、虻川隼人(明大スポーツ新聞部)
明大スポーツ新聞部
1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。
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