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ラグビー コラム 2021年12月23日

父が日本代表、兄がリーグワンや大学で活躍している選手たち。ラグビー全国高校大会 注目選手

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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第101回全国高等学校ラグビーフットボール大会

12月27日(月)~1月8日(土)全50試合生中継

静岡聖光学院(静岡)には、予選決勝で2トライを挙げたWTB(ウィング)小野澤謙真(1年)がいる。父は日本代表81キャップを誇るウィングだった宏時さんだ。小野澤は小学校までサッカーをしていたが、中学校から父と同じ静岡聖光学院に入り、ラグビーを始めて、1年生ながら花園の地を踏むことになった。

他にも父親が名選手だった選手がいる。桐蔭学園のCTB中瀬亮誠(2年)の父は法政大学、東京ガスでSOとして活躍、J SPORTSでも解説を担当する真広さん(現・東京ガスラグビー部のディレクターオブラグビー)で、國學院久我山のCTB大沼隼人(2年)の父は中央大、NTTコミュニケーションズでNO8(ナンバーエイト)として活躍した照幸さん(シャイニングアークス浦安のリクルートマネージャー)だ。

兄がリーグワンや大学の舞台で活躍している選手もいる。今季の花園の優勝候補筆頭であるAシード東福岡の司令塔SO楢本幹志朗(3年)の兄は、筑波大学3年の鼓太朗だ。また、SO高本とわ(2年)の兄は帝京大学2年でWTBとして活躍する高本とむだ。

同じくAシードで、夏の7人制ラグビー大会の優勝した東海大大阪仰星のBKの中心選手である2人、CTB/FB(フルバック)野中健吾(3年)、CTB/WTB中俊一朗(3年)の兄は、ともに仰星の出身で同級生のCTB野中亮志(清水建設江東ブルーシャークス)、WTB中孝祐(コベルコ神戸スティーラーズ)である。

山村和也(報徳学園)

他にも報徳学園のキャプテン、CTB山村和也の兄は2人とも報徳学園出身で、次兄WTB知也は明治大学、リコーブラックラムズ東京で活躍している快足ランナーだ。兄2人の影響でラグビーを始めた和也は同じ報徳学園に進学し、今季はスキッパーを務めている。

他にも今季の花園に初出場を果たした倉敷(岡山)の中心選手で、身長192cm、体重107kgのNO8ティポアイールーテル・ラリーの兄は、現在、アイルランド代表として活躍しており、今秋、日本代表とも対戦したCTBバンディー・アキだという。アキは7人兄弟の2番目で長男、13歳下のラリーは6番目だという。

花園では、各チームの勝敗だけでなく、日本代表を父に持つ選手や兄がリーグワン、大学で活躍する選手にも注目してほしい。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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