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トライを喜ぶ中川功己
5月3日、熊谷ラグビー場にて明治大学と東洋大学の試合が行われた。試合は明大の選手の到着が遅れ、開始時間が1時間ほど遅れるというアクシデントの中始まった。
前半は明大のペースで試合が進むも、思うように得点が伸びず、14-0で試合を折り返す。後半は東洋大のアタックが続き攻め込まれるも、逆転を許さず26-17で試合を終えた。
「車が渋滞するというイレギュラーがあった中で、この初戦までに準備してきたことは少しだけ出せたかなと思う」(SO/スタンドオフ萩井耀司・商3=桐蔭学園)。
試合は開始早々に得点が動いた。前半5分、明大ボールのスクラムから左へ展開すると、左CTB(センター)大沼隼人(政経4=国学院久我山)がラインブレークから一気にトライ。「チーム全体がまとまっていないので、難しいことをしないでシンプルにというのは意識した」(大沼)。
このトライで勢いに乗りたい明大だったが、その後は思うように得点を奪えず。左WTB(左ウイング)長谷川諒(情コミ3=報徳学園)や、左PR(左プロップ)檜山蒼介(情コミ4=尾道)の相手トライライン目前でのキックチャージなど好プレーが見られたもののトライにはつながらなかった。
「アタックのところで自分たちのミスやペナルティが多くて得点につなげられなかった」(SH/スクラムハーフ田中景翔・文4=常翔学園)。
うまくいかない時間帯が続いたが、39分に敵陣深くでモールを組むと、そのまま押し込みNO8(ナンバーエイト)中川功己(営4=流経大柏)がトライ。
「東洋大学さんは留学生が多くてコンタクトが強いと分かっていたので、接点を(テーマに)掲げて試合に臨んだ」(右FL/フランカー大川虎拓郎主将・法4=東福岡)。萩井のキックも決まり、14-0で試合を折り返した。
後半は前半とは変わり東洋大のペースで試合が進む。後半開始間もなく明大のコラプシングから東洋大にペナルティを与えると、東洋大が攻撃の主導権を握り始める。
ルーキーの右WTB平尾龍太(法1=東福岡)のいいランなどが見られたが、攻撃に転じ切れず、後半17分には東洋大にペナルティキックで点差を縮められた。
しかし、20分にラインアウトからボールを展開し、最後は井本章介(情コミ2=常翔学園)がトライ。「ゴール前でBK(バックス)が前に出てくれて、ゴール前で取りきるのはFW(フォワード)の役目だと感じている」(井本)。
萩井のキックも決まり点差を離すが、直後のキックオフでのノックフォワードから東洋大に大きく前に出られてトライを奪われる。だが、30分には敵陣深くでモールを組み、最後はLO(ロック)倉掛太雅(政経3=東福岡)がトライ。
このトライから流れをつかみたい明大だったが、リスタートのキックを東洋大が再獲得。またもキックオフのミスからトライを許した。その後は明大にチャンスが訪れる場面があるも生かし切れずに試合終了。26-17で試合を終えた。
関東大学春季交流大会2026
【ハイライト動画】Aグループ 明治大学 vs. 東洋大学(5月3日)
今年度、15人制としては初めての公式戦となった今試合。勝利で試合を終えたものの課題が残る結果となった。
「練習を練習としてこなしている感じがあるので、どれだけ緊張感を持ってやらせるか、下のチームがどれだけプレッシャーかけられるかというところが重要だと思う。上のチームだけではなくて、下のチームのベースアップ、もっと自分自身が声をかけてやっていかないといけない」(大川)。
一方で良かった点について大川主将は、「モールで取り切ったところ。また初紫紺の選手も何人もいた中で勝ち切れたところ」と振り返った。
次戦の相手は関東学院大学。今試合で出た課題を生かし、レベルアップした明大を見せてほしい。「今日の試合でベースがすごく低いなと感じた。1個ずつしっかり目の前にフォーカスしてベースアップしていきたい」(大川)。
文:虻川隼人/写真:岩本文乃、木曽琴乃(明大スポーツ新聞部)
明大スポーツ新聞部
1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。
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