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ラグビー コラム 2026年4月30日

混戦!プレーオフをめぐる大一番!5位「東京サントリーサンゴリアス」×7位「トヨタヴェルブリッツ」。ジャパンラグビーリーグワン2025-2026D1第17節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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混戦!プレーオフをめぐる大一番!5位「東京サンゴリアス」×7位「トヨタヴェルブリッツ」。ジャパンラグビーリーグワン2025-2026D1第17節

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プレーオフ進出をめぐる争いが大詰めだ。

ジャパンラグビーリーグワンのD1(ディビジョン1)は、全18節のリーグ戦がラスト2試合となった。

6強によるプレーオフは、すでに埼玉ワイルドナイツコベルコ神戸スティーラーズクボタスピアーズ船橋・東京ベイの3チームが出場を決めている。

残るプレーオフ進出枠は「3」。

この3枠を、10位横浜キヤノンイーグルスまでの実に7チームが奪い合う混戦となっている。

順位表(4~10位/第16節終了時点)

4位 ブラックラムズ東京/勝点41(9勝7敗)
5位 東京サンゴリアス/勝点40(7勝9敗)
6位 東芝ブレイブルーパス東京/勝点35(7勝9敗)
7位 トヨタヴェルブリッツ/勝点33(7勝9敗)
8位 静岡ブルーレヴズ/勝点30(6勝10敗)
9位 三重ホンダヒート/勝点29(6勝10敗)
10位 横浜キヤノンイーグルス/勝点26(5勝11敗)

今節の注目カードの一つは、5位サンゴリアスと7位ヴェルブリッツの直接対決だ。

舞台は土曜日(5月2日)の愛知・パロマ瑞穂ラグビー場。ヴェルブリッツはホスト最終戦で、絶対に負けられない戦いに挑む。

5位のサンゴリアスは、引き分け(勝ち点2)でも勝点42となりプレーオフ進出が確定する。

これは、最終第18節でヴェルブリッツとの勝点差が逆転不可能な「7」に留まることに加え、8位ブルーレヴズ以下のチームが2試合最大勝点(10)を重ねても、サンゴリアスの「42」に届かないためだ。

 

ヴェルブリッツは、負けたとしても他会場の結果次第でプレーオフ進出の可能性は残るが、条件はより厳しくなる。今週から2連勝を飾り、6枠目に滑り込む“逆転プレーオフ進出”をファンに届けたい。

そのヴェルブリッツは尻上がりに調子を上げている。

前節では、勝利すれば初のプレーオフ進出が自力で決まるブラックラムズを40-28で退けた。

NZ代表指揮官としてW杯優勝を経験しているヴェルブリッツのスティーブ・ハンセンHCは、好調の理由を問われて「特別に何かを変えているわけではありません」と話した。

「チームとしての信念、自分たちが目指すラグビーへの理解、そしてチーム内の連係が週を追うごとに向上しています」

「加えて、成功体験から得られる自信も大きいと感じています。ここ数週間、タフな試合を勝ち切ってきたことでポジティブな影響が生まれていると思います」

第2節から7連敗を喫したが、第9節から第16節までは「6勝2敗」。勝利によるポジティブなドライブが掛かっているようだ。

しかし相手となるサンゴリアスに対しては、Optaによるとリーグ戦の直近17試合でわずか1勝(15敗1分)。2023年以来のリーグ戦勝利を挙げられるか。

大一番に挑むメンバーで、先発14人は変わらない。ラインアウトモールのフィニッシャーでもあるHO彦坂圭克、終盤戦でチャンスが巡ってきた今季4試合目のFL小池隆成。ディフェンス突破D1最多103回のWTBマーク・テレアらだ。

大きな変更は司令塔。

松田力也がリザーブに回り、小村真也が前節の15番からスタンドオフを任された。フルバックは前節ウイングの高橋汰地。空いたウイングに入ったのは唯一の変更のヴィリアメ・ツイドラキだ。

 

かたやサンゴリアスは苦戦中だ。

J SPORTS 放送情報

Optaによると「D1では現在チーム史上ワーストの5連敗中」。そのうち4敗が7点差以内。競り勝てない試合が続いている。

チームが結果を出せないときにリーダーはどう振る舞うべきか。

偉大なリッチー・マコウの後継者としてNZ代表で主将を務めていたFLサム・ケインは、前節終了後、「この2週間くらい同じ話をしている」というチーム内でのメッセージを明かしていた。

「自分たちの“ベストラグビー”ができれば、このリーグのどのチームでも倒せると思っています」

「その中で一貫性などが崩れたとき、簡単なトライを取られてしまっています。自分たちの首を絞めているときがありますが、それは自分たちのエラーや規律など、コントロールできるものがほとんどだと思います」

「キャプテンとして『自分たちはできる』と信じていますし、チームに対しても信じています」

首を絞めている原因は「コントロールできるもの」。そこに集中して“ベストラグビー”をすればどんなチームでも倒せる――分析と鼓舞を交えた檄を飛ばしてきた。

そのサンゴリアスは必勝の一番へ向けて、前節から大きくメンバーを変えてきた。

まず先発フロントローが変更。PR森川由起乙、開幕節以来のHO呉季依典、PR中野幹。そしてLOジョージ・ハモンド、FLサム・ケイン主将、第13節以来の復帰となるNO8テビタ・タタフ。フォワードは先発8人中6人が変わった。

バックスの注目は、今季限りでの現役引退を表明しているレジェンドCTB中村亮土が第12節以来の出場。同じく引退するSH流大とのコンビネーションでどんなゲームメイクを見せるのか。またFB松島幸太朗も第14節以来の出場へ。

決戦へ向けて役者は揃った。サンゴリアスが自力でのプレーオフ進出を決めるか。ヴェルブリッツが劇的な逆転プレーオフ進出へ向けて前進するのか。運命のキックオフは午後2時30分だ。

文: 多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある

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