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連覇中の王者の目覚めはそろそろ見られるだろうか--。
そんな呑気なことを言っている場合ではなくなっている。
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ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第17節-2 東芝ブレイブルーパス東京 vs. 静岡ブルーレヴズ
配信日時 : 2026年5月2日(土)午後2:15 ~
リーグワン、ディビジョン1は5月1日~3日におこなわれる試合が、全18節のうちの第17節。5月2日、秩父宮ラグビー場では東芝ブレイブルーパス東京×静岡ブルーレヴズがおこなわれる。
リーグ2連覇中のブレイブルーパスは、前節を終えた時点で勝ち点35の6位。プレーオフに進出できる上位6位以内の当落線上にいる。
第14節の浦安D-Rocks戦に勝って泥沼の7連敗から脱出し、次戦の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦にも勝ったが、第16節の横浜キヤノンイーグルス戦に26-50と完敗する。チームは一貫性を欠いた戦いを続けている。
イーグルスに敗れた後、リーチ マイケル主将は、ファンに対し、「自分たちらしい試合ができなかったと反省しています」と語り、続けた。
「前節までの2試合に勝ったときはセットピースが安定していました。規律もディフェンスもよかった。しかしきょうは、接点とディフェンスで相手にプレッシャーをかけられず、セットピースも苦しんだ」
自分たちが大事にしてきたものを出せなかった。
要所でペナルティをしてしまうのは、今季を通して払拭できない点だ。昨季までのようにコリジョンで勝てていないから、無理なプレーをして笛を吹かれる。イーグルス戦でも後半に反則が増えて崩れた。
今季開幕からの16戦の合計で反則数206はリーグ最多。自分たちの流れに持っていけない一番の理由はそこにある。
レヴズ戦に負ければ、追ってくるチーム(7位は勝ち点33のトヨタヴェルブリッツ、8位は勝ち点30のレヴズ)の結果次第では6位以内から陥落する。
ただ、自分たちがレヴズを勝ち点5で退け、ヴェルブリッツがボーナス点なしで敗れればプレーオフ進出が決まる。
計算上はそんな状況にあるが、とにかく最高の勝ち方ができるように全力を尽くす。
前節のメンバーとFWの先発は同じ。BKに変更を加えた。
11番には、イーグルス戦でベンチスタートから今季初出場を果たしたジョネ・ナイカブラが入った。トライ奪取の期待もかかるが、アウトサイドでのチャンスメイクの期待も大きい。
12番に入った眞野泰地も前節の22番からスターターとなった。
今回、22番のジャージーをロブ・トンプソンが着るのもチームにとっては大きい。自分がボールを持っていない時の動きでもチームに貢献する存在。第10節、2月28日のブラックラムズ東京戦以来の出場で、勝利を呼ぶプレーが期待される。
今季限りで退団し、ニュージーランドに戻るSOリッチー・モウンガのリーグワンでの50キャップ目という節目の試合でもある。ワールドクラスの司令塔に圧力がかからぬ状態でボールを渡せると勝利の確率は高まる。
ここまでくれば『接点無双』の実現は、王者復活へのキーワードではなく、頂点へと続く道に生き残るための絶対条件となる。
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ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第17節-2 東芝ブレイブルーパス東京 vs. 静岡ブルーレヴズ
放送日時:2026年5月2日(土)午後 2:15 ~ J SPORTS 4
レヴズは、この試合に勝たないとプレーオフ進出の道が断たれる。点差も勝ち方もどうだっていい。チーム一丸となって、がむしゃらに勝利をつかみにいく。
49-26と浦安D-Rocksに勝った前節は快勝のように見えて、途中、追い上げられる場面もあった。トライを重ねられて一時はボーナス点獲得を失いそうになるも、そこから巻き返した。その流れをチームの追い風としたい。
NO8にキャプテンのクワッガ・スミスが復帰したのは心強い。BKで前節から変更したのは12番だけ。シルビアン・マフーザがチャールズ・ピウタウとコンビを組む。
11番のマロ・ツイタマは現在リーグワン通算48トライ。それを50トライまで伸ばせばチームも勝利に近づく。
ベンチに控えるセミ・ラドラドラは、リーグでナンバーワンのオフロードパスの数を誇る(48)。競った展開の終盤、敵陣深いエリアでこの人のパスに走り込んできた選手がトライラインを越える。そんなシーンは、これまで何度もあった。
再現はあるだろうか。
17番の茂原隆由は、出場すれば50キャップに到達する。ピッチに送り出されるのはきっと後半、両チームが競り合っている状況になるだろう。
スクラムのチームが、相手を押し込みたい状況。それも、負けたら終わりの試合だ。忘れられない節目の試合となる。
文: 田村 一博
田村一博
前ラグビーマガジン編集長。鹿児島県立鹿児島中央高校→早稲田大学。早大GWラグビークラブでラグビーを始める。ポジションはHO。1989年、ベースボール・マガジン社に入社。ラグビーマガジン編集部に配属される。1993年から4年間の週刊ベースボール編集部勤務を経て、1997年からラグビーマガジン編集長に就く。2024年1月に退任し、現在は編集者、ライターとして活動。
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