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ラグビー コラム 2021年4月7日

松島幸太朗、決勝トライでチームを勝利に導く 白熱の欧州クラブ王者決定戦はベスト8が出揃う

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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ヨーロッパ最強ラグビークラブの座を巡る戦い「ハイネケン・チャンピオンズカップ」は、4月2日(金)~4日(日)、16チームによるプレーオフ1回戦が行われ、前年王者のエクセター・チーフス(イングランド)ら8チームが勝ち進んだ。最初に行われる予定だったレンスター(アイルランド)対トゥーロン(フランス)が、トゥーロンに新型コロナウィルス感染症の陽性者が出てキャンセルになる波乱の幕開けとなったが、ここはレンスターが不戦勝となり、他の7試合は熱戦が相次いだ。

松島幸太朗(クレルモン・オーヴェルニュ)

日本のラグビーファンを熱い気持ちにさせてくれたのが、4月3日に行われたワスプス(イングランド)対 クレルモン・オーヴェルニュ(フランス)だった。松島幸太朗が所属するクレルモン・オーヴェルニュは、イングランド・プレミアシップの強豪ワスプスとアウェイで互角の戦いを繰り広げる。FBとして先発した松島の活躍は出色だった。まずは前半9分、ワスプスのFBマッテオ・ミノッツィがインゴールへ飛び込んでボールを押さえようとした瞬間、松島がミノッツィの腕を払ってノックオンを誘う。

17-25とリードを許した後半17分には、トライにつながる攻撃の中でWTBジョージ・モアラへのパスがスローフォワードの判定となり惜しくもトライを逃したが、終盤の追い上げの軸になった。PGを追加して、20-25に迫りながら刻々と時は過ぎた。逆転を信じて攻め立てるクレルモン・オーヴェルニュは、ラストチャンスの連続攻撃で松島がタックルをかいくぐりながらゴール右中間にボールを押さえ同点。SOカミーユ・ロペスがゴールを決めて劇的勝利となった。松島は、このゲームの最優秀選手「スター・オブ・ザ・マッチ」にも選ばれている。

ロマン・ヌタマック(トゥールーズ)

アイルランドのマンスターとフランスのトゥールーズも両者一歩も引かない僅差勝負となる。16-9とマンスターのリードで迎えた後半開始早々、トゥールーズはフランス代表の若きSOロマン・ヌタマック(21歳)のキックパスからWTBマティス・レベルがトライ。ヌタマックがゴールを決めて、16-16。その後トライを取り合い、26-23とマンスターリードの後半27分、トゥールーズは、SHアントワーヌ・デュポンが逆転のトライをあげる。デュポンは終了間際にも好サポートからトライし、40-26と一気に突き放した。フランス代表のHB団の才能が際立つ戦いだった。

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