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ラグビー コラム 2020年7月20日

沢木敬介監督、キヤノンイーグルスで始動 写真を撮りたくなるようなチームを目指し、 掲げるのは「エキサイティング&クオリティー・ラグビー」

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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日本のラグビー界で注目度NO1のコーチと言っていいかもしれない。2015年のラグビーワールドカップ(RWC)では日本代表のコーチングコーディネーターとしてエディー・ジョーンズヘッドコーチを補佐してチーム力アップに貢献。2016年からサントリーサンゴリアスの監督としてトップリーグ連覇を成し遂げ、2020年のサンウルブズではコーチングコーディネーターを務めた。コーチとしての厳しい表情とは裏腹に、2019年のRWCでは解説者として緻密な分析力を発揮し、愛情あるコメントで多くのファンを喜ばせた。サンウルブズは今季限りでいったん解散するため今後が注目されていたが、6月15日、トップリーグのキヤノンイーグルスから正式に監督就任が発表された。沢木敬介・新監督は、どんなチーム作りを目指すのか、トップリーグで勝つために必要なこととは。7月13日、キヤノンイーグルスはグラウンドでの活動を再開。当日、その胸の内を聞いた。


──就任の経緯を聞かせてください。

「お話は以前からいただいていて、返事をしたのはサンウルブズの活動が難しくなってきたゴールデンウィークのあたりですね。スーパーラグビーのシーズンが予定通りだったとしても、終了後はまた新たなチームでコーチングを続けていくことに決めていました」

──サントリーサンゴリアスの監督時代は、キヤノンイーグルスにはどんなイメージを持っていましたか。

「いい選手が揃っているし、ポテンシャルのあるチームだと思っていました。ただ、いいラグビーをするときと、あまり力が発揮できない時の差が大きかった。いいラグビーをするときは脅威に感じていました」

──実際に関わってチームの印象はどうですか。

「きょう(7月13日)、グラウンドでフィットネステストをしました。6月初めに各選手に対し、ターゲットになる数字を送っていたので、一人一人の取り組む姿勢を見ることができました。しっかりできている選手はきょうのテストでも良い数字を出していました。ターゲットを達成できない選手もいましたが、みんなしっかり取り組んでいたと思います」

──キヤノンイーグルスをどんなチームにしていくかという方向性は選手たちに提示したのですか。

「ファーストミーティングでは今年は【エキサイティング&クオリティー・ラグビー】を掲げて、記憶に残る存在になろうと話しました。カメラにたとえると、写真を撮りたくなるときは、綺麗だな、残しておきたいなと思ったときですよね。また、キヤノンのカメラは世界的にも高く評価されています。いい写真を撮るにはカメラのクオリティーが高くなければいけない。イーグルスもクオリティーにはこだわろうと話しました。キヤノンの企業理念は【共生】です。ファンに喜んでもらったり、応援して下さる皆さんの記憶に残ったり、そういう部分でも共生できる存在になりたいですね」

──プレースタイルは、これから細部を詰めていくのですね。

「そうです。数名のリーダーにはある程度話していますが、まだ外国人のコーチ、選手も集まっていませんし、チームに対してプレースタイル、システムなど細かいことは話していません。7月、8月は個人のフィットネス、フィジカルのレベルアップと、FW、BK、各ポジションのユニットで強豪チームの脅威になる武器を身に着ける期間だと思っています。コロナ禍で、チームとしてのトレーニングの制限もありますからね」

──沢木さんが指導していたときのサントリーとは違うスタイルになりますか。

「もちろん違います。コーチの色は出ると思いますが、キヤノンの選手の特徴を生かした戦い方にしなくてはいけません。スーパーラグビーのニュージーランド(アオテアロア)、オーストラリア(スーパーラグビーAU)が始まりましたが、ラグビーが変わってきている。ルールの解釈も違います。我々もアップデートしていく必要があります」

──アオテアロアを見ていると、ブレイクダウン(ボール争奪戦)のレフリングが厳しくなり、よりスピーディーにボールが動くようになっています。これは世界の流れでしょうか。

「そうなっていくと思います。ルールの変更ではなく、ルールの適用が明確になっている。従来はペナルティーの70%くらいはディフェンス側がとられていたのですが、アタック(攻撃)側も厳しく反則をとられるようになってきています。ラグビーの変化を見ながらトレーニングにつなげていかなくてはいけません」

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