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ラグビー コラム 2020年6月9日

コロナ禍のなかで初のプロラグビーリーグ再開 ニュージーランド版スーパーラグビー「アオテアロア」は才能の宝庫

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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6月13日、世界最高峰のエンターテインメントラグビー「スーパーラグビー」が帰ってくる。ラグビー王国ニュージーランド(NZ)は、新型コロナウイルス感染症拡大をいち早く抑え込み、国民の生活も日常を取り戻しつつある。世界に先駆けてプロラグビーも再開だ。スーパーラグビーはNZのほかオーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、日本(サンウルブズ)が参加してのプロリーグだが、今回はNZ国内の5チームによるホーム&アウェイの総当たり戦だ。オーストラリア版スーパーラグビーも7月開幕を目指しているが、確実に再開が決まったのはNZのみだ。

三連覇中のクルセイダーズはじめ、NZのスーパーラグビーチームには、同国代表オールブラックスのスター選手が散らばっており見どころ満載だ。NZ南島クライストチャートを本拠地とするクルセイダーズは、今季よりLOスコット・バレットがキャプテンとして先頭に立つ。ブルーズボーデン・バレットの弟で、ハリケーンズのFBジョーディー・バレットの兄。ラグビーワールドカップ(RWC)日本大会では3兄弟で出場する快挙を達成した。スコット・バレットはコンタクトの激しさ、抜群の運動量が魅力だ。

スコット・バレット(クルセイダーズ)


クルセイダーズにはSOリッチー・モウンガ、WTBセヴ・リース、CTBジャック・グッドヒューなどオールブラックスの精鋭が揃うが、今季デビューのFLトム・クリスティー(185㎝、103㎏、22歳)は、新型コロナウイルスで中断されるまでの6試合で106タックルとリーグ全選手のなかで唯一三桁タックルを記録。成功率も96%という驚異的なタックラー。20歳以下のNZ代表キャプテン経験もあり、今後楽しみな逸材だ。

NZの首都ウェリントンを本拠地とするハリケーンズは、オールブラックスのSHでもあるTJ・ペレナラが卓越した統率力と戦術眼でチームを引っ張る。突破力あるFLアーディ―・サヴェア、CTBンガニ・ラウマペ、ヴィンス・アソなど攻撃的な選手が多く、アオテアロアでも観客を魅了してくれるだろう。

TJ・ペレナラ(ハリケーンズ)


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