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ラグビー コラム 2019年11月12日

関西大学リーグを独走する天理大追う 京都産業大が、ライバル同志社大を撃破

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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京都産業大学(2018年)

写真は昨年の京都産業大学

大学ラグビーは各リーグの最終順位争いが佳境を迎えている。筆者はJ SPORTSで関西大学Aリーグの中継を担当。11月10日、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場での関西学院大対摂南大、同志社大対京都産業大の解説をした。

第1試合は関西学院大が低く前に出るタックルで、NO8マタエナ・イエレミア、FBテビタ・タイらパワフルなランナーを軸にした摂南大の攻撃を食い止め、攻めてはテンポよくボールを動かし、9トライを奪った。難しいボールをさばき、時に密集サイドをすり抜けたSH橋詰学の強気のプレーは光ったし、FB奥谷友規はディフェンスを翻弄するランニングスキルを披露しただけではなく、9トライ後のゴールをすべて成功させ、大量得点につなげた。

第2試合は長らく関西大学Aリーグを引っ張ってきたライバルの対決。4連勝中の同志社大は今季、スクラム、モールなどFW戦の強化を図ってきた。BK陣のスピードでは同大が上回るとみられていたが、伝統的に強いスクラム、モールを持つ京都産業大に今季強化してきた面をぶつけた。しかし、タイトな展開は京産大の望むところ。スクラムで同大の反則を誘うと、CTB城川斗武の2PGで6-0とリードする。

同大が反撃に出たのは前半27分、FB原田健司のオフロードパスを受けたCTB和田悠一郎が約40mを一気に走り抜ける。ここからは一進一退の攻防となったが、13-12と、京産大リードで迎えた後半9分、同大陣22mライン付近のスクラムを押し込むと、1年生SO家村健太がインゴールへ地面を転がるグラバーキックを蹴り込み、WTB堀田礼恩が押さえ、20-12。13分には、同大陣深くのモールを押し込み、右ショートサイドをHO宮崎達也が突進、走り込んできた堀田にタイミングよくパスを送って右コーナーにトライ。難しいゴールを城川が決めて、27-12の15点差とした。最後はボールをキープすることで同大の反撃をかわし、今季4勝目をあげた。

「同志社がいたからここまで来ることができた。最後に勝たせてもらって良かった」。そう話したのは大西健監督だ。1973年の監督就任以来、打倒・同大に執念を燃やしてきた。来年2月で定年を迎える同監督にとっては関西リーグで最後の同大戦だった。4勝1敗の京産大だが、11月17日の立命館大戦に勝利すれば、最終戦で天理大に勝ってリーグ優勝の可能性は残っている。HO宮崎は「大西先生を男にするためにブレてはいけない」と、関西リーグ制覇、大学選手権での打倒関東勢に燃えるコメントをした。今季の関西大学リーグは4位までが全国大学選手権に出場できる。天理大、京産大、同志社大は確定。関西学院大、近畿大が残る1枠を争う。

古賀由教

関東では、10日、秩父宮ラグビー場で行われた対抗戦グループで、早稲田大が9年ぶりに帝京大を破った(スコアは、34-32)。最後に勝ったのはラグビーワールドカップの日本代表・山中亮平(31歳)がいた頃だ。決勝トライをあげたSH齋藤直人、視野の広さでディフェンスを翻弄したSO岸岡智樹の動きは際立っていた。早大にとっても自信になったはずだが、帝京大にとっても惜敗の経験は今後のチーム強化にプラスだろう。3トライをあげたWTB尾崎泰雅の負傷退場は心配な点。この日の第1試合は明治大が慶應義塾大に40-3で快勝。開幕5連勝を飾った。この結果、5戦全勝の早稲田大と明治大が並び、4勝1敗の帝京大、2勝3敗の筑波大、日本体育大、慶應義塾大が追う展開となっている。

11月9日に行われた関東大学リーグ戦は、東海大が46-15で法政大に勝ち、5連勝。流通経済大も大東文化大を破って、4勝1敗で2位。3位には、3勝1敗の日本大が続く。今季の全国大学選手権出場枠は、関東大学対抗戦、関西大学Aリーグが「4」、関東大学リーグ戦が「3」だ。最後の出場枠を勝ち取るのはどの大学なのか。まだまだ目が離せない。

文:村上 晃一

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  • <青春の挑戦者>関東大学対抗戦

    大学ラグビー

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村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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