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ラグビー コラム 2019年5月31日

プレーオフ進出へ必勝態勢のブランビーズに、ホーム最終戦にして今季ホーム初勝利を目指すサンウルブズが挑む!ウィークエンドピックアッププレイヤー

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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スコット・シオ

今回はリザーブ席からのスタートだが、ワラビーズに欠かせぬ左PRスコット・シオ

サンウルブズのホームでの今季最終戦が、6月1日、秩父宮ラグビー場で行われる。レギュラーシーズンはあと3節だが、なんとしてもホームでの今季初勝利をあげ、応援し続けてくれるファンを喜ばせてもらいたい。しかし、相手のブランビーズはオーストラリアカンファレンス首位で、プレーオフ進出に向かって必勝態勢でやってくる。前節は南アフリカのブルズを22-10で下した。そのメンバーからは先発では1名の変更。PRスコット・シオに代わって、ベテランのジェームズ・スリッパーが先発する。

スコット・シオ(187cm、115kg、27歳)は、コンディションを調整しながらのローテーションによって、リザーブ席からのスタートだが、ラグビーワールドカップ(RWC)に向かっての注目選手だ。父のデヴィッドはサモア代表のPRだが、シオはシドニーで生まれた。U20オーストラリア代表を経て、2012年にブランビーズの一員としてスーパーラグビーデビュー。オーストラリア代表ワラビーズでは2013年からプレーし、RWC2015のファイナルでも先発した。ここまで55キャップ。2022年までオーストラリアラグビー協会を契約し、いまやワラビーズに欠かせぬ左PRである。スクラムでぐいぐいとサンウルブズに圧力をかけてくるだろう。

クリスチャン・リアリーファノ

今季は13試合に出場し70得点をあげているクリスチャン・リアリーファノ

もう一人名前をあげたいのが、白血病を克服したSOクリスチャン・リアリーファノ(179cm、95kg、31歳)だ。今季はここまで13試合に出場し、70得点(1トライ、28ゴール、3PG)。首位を走る原動力になっている。正確なキック、パスによってゲームをコントロールするだけではなく、機を見てディフェンスを突破するスピードもある。オーストラリア代表復帰の可能性は十分だ。「サンウルブズは何をしてくるか予測しにくいチームです。マシレワのような危険なランナーもいます」とサンウルブズを侮ってはいない。「いま、スクラムが良い状態で、FWも良いので、その勢いを続けていきたい」とコメント。強力なFWを前に出すゲーム運びをしてくるだろう。サンウルブズもリアリーファノにしっかりプレッシャーをかけ、余裕を与えないことが勝利のカギになる。

徳永祥尭

今季初先発の徳永祥尭

サンウルブズは、先週のレベルズ戦から先発メンバー7人が変わった。長い間実戦から離れていたCTBラファエレ ティモシーがリザーブに名を連ね、追加招集されたばかりのLO大戸裕矢もリザーブに入った。日本代表候補選手たちが離脱し、逆に試合数の少ない選手などがサンウルブズに合流する形になっているが、RWC2019の最終メンバー入りに向けてのサバイバルマッチはまだ続く。ブランビーズ戦でも高いパフォーマンスを発揮すればチャンスは膨らむ。RWCに向けて、今回注目したいのは今季初先発の徳永祥尭(185cm、100kg、27歳)だ。FW第二列、第三列、必要とされればBKでもプレーできるのは強み。ここ数試合、得点力の低下が顕著なサンウルブズの中にあって、ボールキャリーでチームを前に出し、好サポートからトライを奪う。そんなシーンを見せてもらいたい。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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