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ラグビー コラム 2019年5月10日

日本代表の司令塔・田村優が今季初先発!コナン・オドネルはデビューなるか!? ウィークエンドピックアッププレイヤー

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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田村優

今季初先発の田村優(写真は昨シーズンのもの)

サンウルブズは、5月12日、オーストラリアのキャンベラでブランビーズと対戦する。10日午後、両チームのメンバーが発表になった。サンウルブズは、トライゲッターのWTBセミシ・マシレワが5月3日のレッズ戦のレッドカードで1週間の出場停止になり、左WTBには万能バックスのジェイソン・エメリーが入る。追加招集で加わったPRコナン・オドネルもリザーブ入りし、出場すればスーパーラグビーデビューとなる。

サンウルブズの注目は今季初先発となるSO田村優(181cm、92kg、30歳)だ。ラグビーワールドカップ(RWC)日本大会でも、日本代表の決勝トーナメント進出のカギを握る選手である。2015年大会では、SO小野晃征、CTB立川理道の控え選手という位置づけだったが、当時のエディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチもその才能を高く評価していた。「彼はまだ自分の才能に気付いていない」という言葉も残している。空いたスペースを見つけ出す戦術眼に優れ、独特の間合いから放たれるパスで周囲の選手を走らせる。田村のパスからディフェンスを突破する選手が多くなれば、サンウルブズペースと言えるだろう。

また、田村は機を見て繰り出すキックパスでもこれまで多くのトライを演出してきた。彼にいかに良い判断をさせるか。スクラム、ラインアウト、ボール争奪戦で互角以上に戦って余裕を持たせたい。「今週はブランビーズの強いモールをしっかり止めて、サンウルブズのラグビーを出すことにフォーカスして準備してきました。 田村優が今シーズン初めて先発メンバーとして出場します。この2週間でチームにしっかりフィットしてきたと思います。今回の先発出場は彼にとってチャンスだと思います。いいパフォーマンスを期待しています」(トニー・ブラウンヘッドコーチ)。

テヴィタ・クリンドラニ

オーストラリア代表ワラビーズで58キャップを持つテヴィタ・クリンドラニ

ブランビーズは、前節、ニュージーランドのブルーズに26-12で勝利したメンバーから、先発で3名の変更がある。PRスコット・シオ(187cm、115kg、27歳)、LOダーシー・スワン(200cm、108kg、21歳)、CTBテヴィタ・クリンドラニ(192cm、102kg、28歳)だ。RWC2019に向かって注目は、オーストラリア代表ワラビーズで58キャップを持つクリンドラニ。その突破力は凄まじい。

1991年3月31日、フィジー共和国の首都スバで生まれた。16歳の頃に家族でオーストラリアの移住し、2010年から11年シーズンは7人制オーストラリア代表の一員として、ワールドラグビーセブンズシリーズにも参加した。フィジアン特有の長い手足で器用にボールを操り、大きなストライドで長い距離を一気に駆け抜ける。そのプレーはセブンズでも生きたが、2011年からクインズランドレッズのアカデミーに入り、2012年、ブランビーズと2年契約。2013年8月17日のニュージーランド代表戦でオーストラリア代表デビューを果たした。その後はコンスタントに代表に選ばれ続けている。

2018年7月にスーパーラグビーの試合で肩を痛め、代表戦からも遠ざかっていたが、今年のスーパーラグビーでは、ここまで10試合にフル出場し、4トライをあげている。73回のランで406mゲインの破壊力は驚異的だ。サンウルブズにとって警戒しなくてはいけない選手だが、RWCのオーストラリア代表を見据えて注目しておきたい。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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