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ラグビー コラム 2019年4月16日

サンウルブズはアウェイで2勝 最強の戦士たちによる世界最高峰リーグ スーパーラグビー2019 前半戦を総括

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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スーパーラグビー2019はレギュラーシーズンの折り返し地点。今週末には第10節が行われるが、第9節までを振り返っておこう。断トツの総合首位に立っているのは、ニュージーランド(NZ)カンファレンスのクルセイダーズだ。7勝1敗1分けで、勝ち点34。同カンファレンス2位のハリケーンズが23点なので、11点差をつける独走状態だ。第9節でもハイランダーズに43-17という大差で下した。組織的にボールを動かし、トライまで持って行く決定力は図抜けており、9節までに40トライをあげている。

ダミアン・マッケンジー

ダミアン・マッケンジー(チーフス)が第9節で前十字靭帯断裂の怪我を負い、今季絶望に

NZカンファレンスでは昨年14位に沈んだブルーズが、すでに昨年と同じ4勝をあげ、勝ち点20で3位につけている。今季より指揮を執るレオン・マクドナルドヘッドコーチの手腕に対する評価も高い。オールブラックスのWTBリーコ・イオアネも期待通りの活躍でここまで8トライをあげている。NZ勢で苦しんでいるのは、3勝4敗1分けのチーフス、2勝5敗1分けのハイランダーズ。チーフスは、リーダーのFLサム・ケインを怪我で欠いている上に、第9節でBKの要のダミアン・マッケンジーが前十字靭帯断裂の怪我を負い、今季絶望となった。プレーオフの常連としてスーパーラグビーをリードしてきたが、今後も苦しい戦いになりそうだ。

オーストラリアカンファレンスでは、レベルズが勝ち点23で首位に立ち、2位のワラターズに7点差をつけている。SOウィル・ゲニア、SOクウェイド・クーパーのベテランHB団が引っ張り、初のプレーオフ進出への可能性が高まっている。ただし、前節は南アフリカのストーマーズに24-41で敗れた。7割方ボールを支配しながら3トライしか奪えず、逆にタックルミスが33回もあった。第10節はアウェイでワラターズと対戦する。カンファレンス内の順位争いの上で重要な一戦だ。

サンウルブズは、同カンファレンスで5位ながら、アウェイで2勝をあげ、強豪チームと接戦を繰り広げるなど明らかにレベルアップしている。特に攻撃面での進歩が目覚ましく、スタッツ(統計数値)では、クリーンブレイク(タックルに触れられずに抜け出した回数)が全体の4位、ボールを持って進んだ距離では3位、個人でもWTBゲラード・ファンデンヒーファーがボール持って進んだ距離で2位(622m)にいる。成功率が最下位(80%)のラインアウトが改善されれば、勝ち星が伸びるはずだ。

南アフリカカンファレンスでは、5勝3敗、勝ち点23のブルズが首位で、ポート・ヒューマン新監督の下、6年ぶりのプレーオフ進出に向かっている。SOハンドレ・ポラードは、前節も正確なキックパスでトライを演出するなど好調。得点王争いでは、110点でトップだ。しかし、同カンファレンスの順位争いは混とん。3年連続準優勝のライオンズは5位だが、4勝をあげており、ブルズとの勝ち点差はたったの5点。アルゼンチンのジャガーズも徐々に調子を上げ、第8節でブルズ、第9節でシャークスという同カンファレンスの上位陣を破った。とくにシャークス戦は51-17という大勝。勝ち点もブルズに4点差と迫っている。第10節にも順位が大きく入れ替わる可能性がある。

プレーオフに進出できるのは、各カンファレンスの1位3チーム、そしてカンファレンスは関係なく勝ち点順に5チームの計8チームだ。安定感抜群のクルセイダーズ以外の順位争いは終盤までもつれそうだ。第10節、サンウルブズはハリケーンズを迎え撃つ(19日、秩父宮ラグビー場、午後7時キックオフ)。ホームでの今季初勝利を期待したい。

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