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モータースポーツ コラム 2026年9月4日

テキサスでスタートする後半戦。富士の前哨戦を制するのは?

モータースポーツコラム by 皆越 和也
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サンパウロ6時間レースでの7号車トヨタ TR010 ハイブリッド

プロトタイプカーであるハイパーカークラス、FIA GT3車両で争われるLMGT3クラス、この2クラスの混走により争われるFIA世界耐久選手権(WEC)の第5戦が、9月4~6日にアメリカ、テキサス州オースティンのCOTA (Circuit of the Americas)において「ローン・スター・ル・マン」(6時間)として行われる。

J SPORTS オンデマンド番組情報

2012年にオープンしたオースティンのCOTAは1周5.513kmで、11の左コーナー、9の右コーナーからなる全20コーナーで構成される反時計回りのコースだ。アップダウンが激しく、場所によってアスファルトの路面状態が異なるため、チームの総合力が試されるサーキットでもある。第1セクターは、ターン1へ急な上り坂で、ターン2~6は高速セクション。ストレートを抜けた先にあるターン12はハードなブレーキングが要求され、そこからターン15にかけて低速コーナーが連続する。最終セクターは速いターン16と17を抜け低速のターン20へと続く。

今回もハイパーカークラスには、トヨタ、プジョー、フェラーリ、キャデラック、アルピーヌ、BMW、アストンマーティン、ジェネシス(ヒョンデ)の8メイクス17台がエントリー(フェラーリのみ3台)している。
マニュファクチャラーズランキングでポイントリーダーのトヨタは、前戦のインテルラゴス(サンパウロ6時間レース)では2台とも得点できず、2位のBMWには5点差まで追い上げられている。
またドライバーズランキングでは、7号車トヨタの3名が20号車BMWと同ポイントにつけており、オースティンで差をつけたいところ。しかしトヨタは、ここで開催された過去8回のレースで一度も優勝したことがない。悲願の初優勝に向け、7月下旬にテストを行い、セットアップと戦略の最適化に万全を期した模様だ。
昨年はポルシェ、一昨年はフェラーリがこのレースを制しているが、今年のこの大会で弾みをつけ富士6時間レースにやって来るのはどのチームだろうか?

LMGT3クラスは、アストンマーティン、BMW、フェラーリ、マクラーレン、フォード、レクサス(トヨタ)、コルベット(GM)、ポルシェ、メルセデス各2台の計18台がエントリー。毎戦リバリーを変えて参戦しているWRT(BMW)の69号車は今回70年代のリーバイスカラーをオマージュしたような、白と赤のデザインとなる。TFスポーツ(コルベット)がチーム、ドライバー部門ともリーダーに立っているが、レースはまだ半分しか消化していない。今季は優勝のないマンタイ(ポルシェ)もしっかり上位につけている。アコーディスASP(レクサス)もそろそろ今季初優勝が欲しいところだ。

J SPORTS 放送情報

J SPORTSでは、予選を9月6日午前4時50分~8時30分(オンデマンド)、決勝を6日深夜2時30分~7日午前11時にLIVE(J SPORTS 2/オンデマンド)でお伝えする予定。
※放送時間は事前に必ずご確認ください。

文:皆越和也

皆越 和也

皆越 和也

1961年熊本県出身。1980年代後半に富士スピードウェイで観戦した「WEC in JAPAN」で四輪モータースポーツに目覚め、モータースポーツ専門誌編集部等を経てフリーランスのフォトライターに。SUPER GTは全日本GT選手権がスタートした1993年より、ほとんどのレースを現場で取材している。

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