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2026 F1日本グランプリの様子
2026 F1日本グランプリには、3日間で31万人以上の来場者があったとのこと。
サッシャ氏によれば「まるで万博のようだった」
日本人ドライバーが参戦していないにもかかわらず、F1の人気は凄い!
今シーズンから
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今シーズンからマシンは大きく変わった。サイズ、空力、そしてパワーユニット。これほど大きな変革は、近年になかった。
HONDAが関わるパワーユニットは、内燃機関のエンジンと主にブレーキングと減速時の回生によって発電しエネルギーを回収して、電気モーターを回す。エンジンとモーターの動力配分は50/50。これをうまく使いこなさないと速く走れない。
現時点で比較的これをうまく使いこなせているのは、メルセデスとフェラーリかな。他のチームは四苦八苦している印象だ。特に苦労しているのが、モーターを回すためのバッテリーに対して、電気の回生をどこで、どのように行うか。その様子がまるでゲームのようで、「F1がマリオカートになった」と揶揄するドライバーもいる。
また、2021年から4年連続でチャンピオンに輝いているマックス・フェルスタッペン選手は、純粋なレースよりもエネルギーマネジメントで勝敗が決する状況を「F1マシンがステロイドを投与されたフォーミュラEになった」とコメントしている。
そんな中、各チーム、各ドライバーがエネルギーマネジメントを確立できていない中でショッキングなアクシデントが起こってしまった。
オリバー・ベアマン選手がスプーンコーナーに進入しようとしていたところ、前方にバッテリーエネルギー残量の低下によりスピードダウンしたマシンが走行しており、そのスピード差は実に50Km/h以上!ベアマン選手は追突を避けるためにコース外に、そしてコントロールを失って一度コースを横切ってアウト側にクラッシュした。そのインパクトは50Gだったという。幸いにも、自力でコクピットからは降りることができた。新しいマシンでは、このアクシデントは、予想されていたものだった。
F1の運営/管理団体であるフォーミュラ・ワン・マネージメント(FOM)と国際自動車連盟(FIA)は、中近東の軍事行動勃発で開催できなくなった4月の二連戦期間を利用し、改善策を検討するとしている。
あるドライバーは、「追い抜こうとしてモーターの出力を使っていても、バッテリーが空になったらガクンとスピードが遅くなる。一方でエネルギーの回生ができると、いきなりパワーアップするので怖い」と語っている。
モータースポーツヒエラルキーのトップにあるF1がこのような状況であるというのには驚かされる。
文:高橋 二朗
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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