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モータースポーツ コラム 2026年7月31日

KYOJO×EVカート on 東京 E-Prix 2026

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
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国内では女性限定のレースシリーズKYOJO CUPへ参加しているドライバーたち(写真:筆者提供)

東京で3回目となるFIA フォーミュラE世界選手権(以下FE)が開催されました。

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TDK TOKYO E-PRIXは、土曜日、日曜日各一戦を行い、そしてナイトレースでした。昼間は猛暑の東京でのナイトレース。戦うチームにとっても、観戦するファンにとってもこれは良かった。
ボクは、今年、FEとのコラボレーションによって実現したKYOJO CUPに参加しているドライバーによるEVカートのタイムトライアルの会場MCを担当させていただきました。FEがイベント中にサポートイベントを設定するのは珍しく、EVカートの走行は、本邦初どころか世界初。FIA(国際自動車連盟)とフォーミュラEオペレーションズ(FEO)、JAF、そして東京大会主催者のビクトリーサークルクラブ(VICIC)とスポンサーの理解と協力によって実現。
FIAは、近年「Girls on Track」活動によってモータースポーツへの女性参画を促している。国内では女性限定のレースシリーズKYOJO CUPへ参加しているドライバーによる今回の企画実施は、アクティブなアクションとして国内から世界にアピールする場となった。

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イベントタイトルは、『“World Appearance & EV Kart Trial” with KYOJO CUP』。
FEコースのストレートのコントロールラインから約600mにパイロンを設置したテクニカルセクションとその後のハイスピードセクションでタイムトライアルを実施。9名のドライバーが参加、そのうち1台はセーフティカー(SC)で、残り8台によるエキシビションのタイムトライアル。事前のフリー走行は無く、土曜日の初日にSC先導による慣熟走行を一回おこなってから、即タイムアタックに一台ずつがスタートした。FEのコースは一部公道を使った特設。コースはほとんどがコンクリートバリアに囲まれているため、安全性がどこまで担保できるかが重要であり、また、FEOが設定したタイムスケジュールを超過することは許されないという条件も課せられていた。

土曜日はドライコンディションで行うことができたが、日曜日は直前の豪雨と落雷でウェットコンディションでの走行となった。走行前のドライバーミーティングにおいても安全第一をドライバーに徹底。不慣れなEVカートでのタイムトライアルで一切のトラブル、アクシデントも無く終了。
不慣れなコース、そしてコンディションの異なるアタックでも彼女らが見せたパフォーマンスは、素晴らしかった。本当にお世辞抜きで、KYOJOに参加しているドライバーたちは、速くて、上手かった。
プロジェクトが終了して、KYOJOの生みの親、関谷正徳さんの顔には安堵と満足感、感謝の気持ちの表情が溢れておりました。

写真:筆者提供

文:高橋 二朗

高橋 二朗

高橋 二朗

日本モータースポーツ記者会会長。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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