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川合孝汰選手(No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT)「“いつもどおりに行こう”と、みんなが口に出して準備した」 | SUPERGT 2023 第8戦 モビリティリゾートもてぎ【SUPER GT あの瞬間】
モータースポーツコラム by 島村 元子── 最後まで落ち着きのない天候になりましたが、“これはチャンピオンを獲れる”という確信は、どのぐらいのタイミングで巡ってきましたか?
吉田選手とチャンピオン獲得を喜ぶ川合選手(左)
川合:2号車がずっと最初からトップを走ってましたし、僕らは7番手からのスタートだったので、正直、“黄信号”(の状態)ではあったと思うんですが、レース中に、“チャンピオン、獲れそうだな”と思ったことがあまりなくて。それこそ、去年のスーパー耐久の件に戻るんですが、“何かがあったとしても大丈夫だよ”って言われてるときに限って、そういうことがあったりとか。それこそ2戦前のSUGO(※ただし、結果は繰り上げ優勝)もそうですし。(SUGOでは)最終コーナーでガス欠になるなんて誰も思ってもいないですから。やはり残り1周でマージンがあったら勝つよねっていうときに、目の前でそういうの(ガス欠症状が出て、他車に先行されたこと)を見てきてるんで、チェッカーを受けるまではもうまったくわからなくて。そのあと車検もあったりするんで、正直、どこまで行ったら(優勝が)確定するのか、チェッカー後もわからないのが今のレースなんで。あんまり安心はできてなかったですね。
ただ、あのときは2号車が確かウエットタイヤを履いて、多分、賭けに出られたと思うんですけど、そういう展開をしてたので、僕らが7番手でチェッカーを受けたときは、ほぼ(タイトル)確実でもいいんじゃないかなっていう風にはなりましたね。うれしさもあるんですけど、デビュー当時(2020年)はコロナ(ウィルス感染拡大の影響)もあって、今までのSUPER GTのスケジュールとは全然違うスケジュールだったし、FIA F4から(のステップアップで)右も左もわからないなか、吉田さんと組んでいろんなことを教えていただきながら、たくさん迷惑もかけていました。そういう意味では、今回の結果でチームに少しでも恩返しができたのかなと思うなかで、会場にいたメカニックのみなさんのうれしそうな顔とか安堵した顔を見られて、“あぁ、やってきてよかったな”って。“感極まる”じゃないですけど、僕自身のうれしさと良かったっていう安心感含め、喜びが爆発したっていう感じですね。
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