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コース上では“ライバル”も、レースが終われば“仲間”……波乱のSUPER GT開幕戦で見られた、ひとつの復活ドラマ
モータースポーツコラム by 吉田 知弘懸命の作業で復活した39号車。写真:筆者提供
今年も、岡山県の岡山国際サーキットを舞台に開幕を迎えた2023 AUTOBACS SUPER GTシリーズ。多くのファンが待ち望んでいたシーズン初戦だったが、注目の開幕戦は、まさに“大荒れ”だった。
予選日から雨模様となり、決勝レースもドライコンディションでスタートしたかと思えば、10周過ぎには土砂降りとなり、雹も降るという荒天に。それがレース中盤には路面が乾いてドライコンディションになると、その10周後には雷を伴う強い雨になるという、シリーズ史上でも類を見ないくらいの荒れ模様だった。
天候に翻弄されながらも、GT500クラスでは、ウエットコンディションで抜群の強さをみせ、最後が絶妙なタイミングでタイヤ交換をしたことが勝機となったNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がGT500クラスで優勝。GT300クラスも、目まぐるしく変わる天候で、的確なタイミングでピットストップを行ったNo.18 UP GARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)が同クラスの激戦を制した。
各所で、アクシデントやトラブルに見舞われるチームも多く、まさに悲喜交々となった2023開幕戦。その中で、大きな困難を乗り越えて、決勝グリッドに辿り着いたチームがいる。No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)だ。
土曜日朝の公式練習では、まず関口が39号車に乗り込み、好ペースで周回。1分31秒164でトップタイムとなり、開始30分を迎えるところで、中山に交代した。その時点で、雨量は強くなっており、刻々と路面状況が変わるという難しい状況。中山は「様子を見ながら慎重にいきます」と無線で伝えていた。
その直後に差し掛かったモスSの入り口で、突然ハイドロプレーニングを起こしコースオフ。そのままスピードが落ちないままスポンジバリアにクラッシュし、マシンは宙を舞った。
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