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それでも野尻とTEAM MUGENは、その“ギリギリのライン”をくぐり抜け、最後の鈴鹿大会まで1位~4位以内でフィニッシュするという、かつて稀にも見ないほどの好成績を残していた。
しかし、こうして結果を残せば残すほど、レースを闘っている当人たちにとっては、プレッシャーとして、その背中に大きくのしかかっていたのだ。
そんな中で迎えた最終大会の金曜日のフリー走行。ここまで、安定していたTEAM MUGENが、シーズンの中で最も重要な場面で、今季最大のピンチを迎えた。
もてぎ大会からの約2ヶ月間、チームが考えに考え抜いて鈴鹿大会用の持ち込みセッティングを考えていたのだが、それが思うように機能せず苦戦。笹原右京が11番手、野尻に至っては、まさかの16番手タイムに終わった。週末の走り出しで、マシンバランスが合っていないことは、今季も何度かあったが、今回のTEAM MUGENピットの雰囲気は、それらとは全く違っていた。
いつもは、セッション後に時間を見つけて取材に応じてくれる両ドライバーなのだが、今回は金曜日夕方に開催されるドライバーズブリーフィングまでの時間、エンジニアとのミーティングを優先し、ピット裏に全く出てこなかった。
ブリーフィング前に野尻が囲み取材に応じてくれるも「けっこうヤバいです」と開口一番。取材時は笑顔を見せてくれたものの、その目を見ると、決して余裕がある感じではなく……どちらかというと「今季ワーストの走り出し」という雰囲気が伺えた。チームメイトの笹原も、ドライバーブリーフィングの時間ギリギリまでチームとミーティング。こんなにバタバタしているTEAM MUGENを見るのは、今季初めてのことだった。
一方、逆転チャンピオンを狙うフェネストラズは3番手、平川も6番手につけ、調子は上々の様子。
“もしかすると、ここにきて流れが変わるのか?”
そんな違和感を感じながら、金曜日のサーキットを後にした。
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