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モーター スポーツ コラム 2022年9月29日

サクセスウェイトが半減するオートポリス。だがしかし…

SUPER GT by 秦 直之
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ことZENT CERUMO GR Supraは前回予選2番手で、4回目のポールポジションを奪った、国本雄資/坂口晴南組のWedsSport ADVAN GR Supraを、スタート直後に小気味よく抜いていた。あのまま天候がそのままであれば、トップを守り続けていたかもしれない。だが、彼らには運が足りない。「そろそろ発散しないと、やっていられないよ!」、今はそんな心境ではあるまいか。「無念ポイント」があるとすれば、今回が還元されるタイミングになるかもしれない。

GT300クラスの方が、さらにサクセスウェイトに関係なく

第6戦でGR86にとって初優勝を獲得したmuta Racing GR86 GT。

前回のGT300クラスでは、加藤寛規/堤優威組のmuta Racing GR86 GTが優勝。これはまた、ニューマシンのGR86にとっても初優勝だった。シーズン序盤は産みの苦しみをさんざん味わっていたが、それが逆に功を奏して21kgのサクセスウェイトであったことが、勝因のひとつともなったが、このチームもまたタイヤ戦術は抜群だった。早めのウェットタイヤへの交換もさることながら、加藤選手から堤選手への交代をギリギリまで遅らせ、ドライタイヤに交換。このタイミングが絶妙だったし、再び降り出した雨にも難なく対応していたからだ。

だが、それにしても…である。GT500クラスに増して、このクラスのランキング上位陣は、重さを苦にしていなかった。新田守男/高木真一組のK-tunes RC F GT3がポールポジションを奪って、高木が最多記録更新で沸いたのも束の間、重量不足で失格に。それで繰り上がったのは89kg積んでいた井口卓人/山内英輝のSUBARU BRZ R&D SPORTだ。山内はSUGOで4年連続のPP獲得。いかに相性がいいにせよ、この段階で「どうなっているんだ」と思ったものだ。

決勝ではSUBARU BRZ R&D SPORTSは、タイヤ選択を見誤った一台。それでも8位でゴールしてポイント獲得に成功する。そして、サクセスウェイトのおかげで雨の中、トラクションが良くかかるようになったんじゃないかとまで思わせたのは、藤波清斗/J.P.デ・オリベイラ組のリアライズ日産自動車大学校GT-Rだ。100kg積んでQ1を通り、JP選手のペナルティポイントの蓄積で4グリッド降格となっても、12番手からスタート。それで最終的には4位である。

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