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モーター スポーツ コラム 2022年5月11日

【FIA フォーミュラE世界選手権 2022第7&8戦・ベルリン:プレビュー】ドイツメーカーのプライドをかけた戦い

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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前戦モナコで表彰台を飾った3人

前戦モナコで表彰台を飾った3人(中央:ストフェル・バンドーン)

多数の自動車メーカーが参戦する電気自動車レース「フォーミュラE」のシーズン8(2021年〜2022年)は大激戦となっています。F1とほぼ同じコースを走ったモナコに続き、2022年5月14日、15日に開催される第7戦、第8戦の舞台はフォーミュラEの定番コースとなっているベルリンのテンペルホーフ空港跡地のサーキットです。

「J SPORTS」では第7、8戦の模様を放送。今回はそのプレビューをお届けしましょう。

今回の舞台はドイツ、ベルリンということで、「メルセデス」、「ポルシェ」にとっては母国開催の重要な1戦です。近年、フォーミュラEには数多くのドイツ自動車メーカーがワークス参戦をしていましたが、「アウディ」と「BMW」がワークス活動から撤退。「アウディ」はエンヴィジョンレーシングに、「BMW」はアンドレッティ・オートスポーツにそれぞれパワートレイン供給という形で残ってはいますが、両チーム共に今季未勝利。やはりデータ解析能力と日々のアップデートが行われる自動車メーカーのワークス体制に比べてハンディキャップがあるのは致し方ないという感じです。

そんな自動車メーカーの関心を呼び込むべく、大幅にパワーアップされ、時速300kmの戦いを生み出す次世代マシン「Gen3」が先日発表されました。来季から使用される共通シャシーと新パワートレイン規定は多くのドライバーからスピードアップに対し、ポジティブな期待のコメントが寄せられています。

「日産」は運営体制の母体であるe.damsを買収し、完全なフルワークス体制で新しいシーズンに挑むことを発表しましたし、来季からは新たにイタリアの「マセラッティ」がフォーミュラEに参戦します。

ただ、「メルセデス」は昨年、今季限りでのフォーミュラEからの撤退を発表していますし、自動車メーカーのフォーミュラEに対するアプローチは近年、激変しているのが現状です。

その「メルセデス」が前戦のモナコでは優勝を飾りました。激しいトップ争いからライバルのトラブルにも助けられ、ストフェル・バンドーン(メルセデス)が今季初優勝を獲得。メルセデスとしても開幕戦サウジアラビア以来の優勝となりました。

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