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【FIM スーパースポーツ世界選手権 第2戦アッセン:プレビュー】王者エガーターに強烈なライバル登場!
モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ 0トップでフィニッシュする77号車エガーター
中型スポーツバイクの世界選手権レース「スーパースポーツ世界選手権」、そして日本人ライダーの岡谷雄太が参戦する「スーパースポーツ300世界選手権」がスペインのモーターランドアラゴンで開幕し、ヨーロッパを転戦するシーズンがいよいよ始まりました。J SPORTSでは「スーパースポーツ世界選手権」と「スーパースポーツ300世界選手権」を放送中です。
まず、日本で初放送となった「スーパースポーツ300世界選手権」は筆者(辻野ヒロシ)もレース1の実況を担当しましたが、軽量級バイクのレースらしい接戦で最後まで面白いレースになりました。レース1では岡谷雄太が激しい3位争いを展開し、僅差で表彰台を逃す5位完走となりました。一方、レース2ではリタイア。ノーポイントレースを作ってしまいましたが、今季チャンピオン争いを展開する岡谷の今後に大いに期待が高まります。
そして、今季からドゥカティ・パニガーレV2、トライアンフ・ストリートトリプルRS、MVアグスタ・F3 800RRが加わって興味深い戦いになった「スーパースポーツ世界選手権」も注目が集まっています。
開幕戦アラゴンの優勝争いは昨年のチャンピオンであるドミニク・エガーター(ヤマハ)に加えて、同じヤマハYZF−R6に乗るルーキーのロレンツォ・バルダッサーリ(ヤマハ)が優勝と2位を分け合う形となり、ともに優勝1回、2位が1回で同点のランキング首位となりました。
共に長く、グランプリ(ロードレース世界選手権)のMoto2クラスで活躍してきたライダーである2人の優勝争いは見応えがありましたね。近年は「スーパースポーツ世界選手権」でMoto2出身のライダーが速さを見せるパターンが続いていますが、去年、実力実績共に飛び抜けていたドミニク・エガーター(ヤマハ)についに強力なライバル登場といった印象を受けた開幕戦でした。
今季、Moto2から転向してきたロレンツォ・バルダッサーリ(ヤマハ)はイタリア出身の25歳。2014年からMoto2を8シーズン戦ってきたライダーで、過去に5回優勝していますからMotoGPファンにはお馴染みのライダーだと思います。
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