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実際、7月の第4戦で勝ったSTANLEY NSX GTは、その時22kgしか積んでおらず、2位となった国本雄資/宮田莉朋組のWedsSport ADVAN GR Supraに至っては10kgでしかなかった。逆に70kgで臨んでいた大嶋和也/山下健太組のENEOS X PRIME GR Supraは13位に甘んじ、以降入賞さえさせてもらっていないのだから、まさに運命の分かれ道となった感もある。ともあれ、パッシングポイントが少ないサーキットでもあるため、まず予選で前にいるのが必須条件。柔らかめのタイヤを使っても、攻撃性はそう高くない。ということで、予選からかなり攻めた状態で、各チーム臨むことが予想され、クラッシュやメカニカルトラブルがない限り、予選から大きく順位が動かないのではないかと。
ただ、ひとつだけ動くとしたなら、そのクラッシュがあってセーフティカーが入ったり、FCYが提示されたりした時、直前にピットへ入っていたというケース。こればかりはどうにもならない。ともあれ、優勝の条件はサクセスウェイト40kg以下。ひょっとしたら、もっと低いかもしれない。
そんな予想からすると、ARTA NSX GTの連勝もありだと予想する。そして、不運に見舞われたRed Bull MOTUL NSX GTの逆襲も。さらに、ENEOS X PRIME GR Supraも前回は予選2番手で、一発の速さはあるだけに今回も上位にいられれば、そのままの順位を保てるのではないか?さらに前回、トラブルで予選最下位に沈むも、4位まで追い上げてきた平手晃平/千代勝正組のCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rの勢いも、見逃せなさそうだ。
また、60kg積んでなおSTANLEY NSX GTが、またもポイント獲得なれば、もはや王手をかけたも同然。山本の連覇が一気に濃厚になってくるだろう。
もてぎでまたも魅せてくれるか、RUNUP RIVAUX GT-R
360号車 RUNUP RIVAUX GT-Rは昨年のような結果を出すことができるのか?
正直言ってオートポリスのGT300クラスは、ふたつの意味で予想外の結果となった。まずひとつは、これまで低迷が続いていた嵯峨宏紀/中山友貴組のTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTが、著しい進化を遂げてポール・トゥ・ウィンを飾ったことだ。事前にプライベートテストを実施し、足回りのジオメトリー変更なども行われたというが、最大の進化は唯一搭載するハイブリッドシステムのシャシー側にあったという。ドライバーふたりは回生ブレーキとメカニカルブレーキのバランス向上と語るが、実際にはもっと奥が深そう。とにかくサプライズ的な優勝ではあった。
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