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モーター スポーツ コラム 2021年4月1日

2021スーパーフォーミュラ シーズンプレビュー|世代交代、本格化の予感……

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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フル参戦デビューとなる大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)。チャンスをものにできるのか!?

いよいよ今週末に開幕する2021年の全日本スーパーフォーミュラ選手権。昨年は新型コロナウイルスの影響で8月末に開幕したが、今年は細かな制限はあるものの、予定通り4月初旬に第1戦を迎えることができそうだ。

2021年の変更点をおさらい

今年はレースウィークのスケジュールやルール等の部分でいくつか変更点がある。昨年は新型コロナウイルス感染防止対策の観点からサーキットに関係者が滞在する時間を減らすために、予選と決勝を同日に開催するスケジュールが組まれたが、今年は通常通り予選は土曜日、決勝は日曜日に行われる。

さらに以前は金曜日に設定されていた専有走行(昨年は変則スケジュールのため土曜日午前に実施)がなくなり、土曜日午前のフリー走行が90分に拡大。昨年は実施がなかった決勝日のフリー走行が復活し、日曜日の朝に30分間のセッションが設けられることとなった。

少しずつ元のスケジュールに戻り始めている印象ではあるが、決勝レースの給油は昨年と同じく禁止となり、レース距離も200km以下に設定。ただし、タイヤ交換義務は引き続き発生し、先頭車両が10周目の第1セーフティカーラインを通過した時点から、最終ラップに入るまでに最低1回のタイヤ交換を完了しなければならない。

ここまでは、昨年と比べると大きくは変わらないのだが、今年からオーバーテイクシステムの使用可能時間が今までの倍となる200秒にまで拡大されることとなった。もちろん、一度使用すると100秒間使えないという制限は存在するが、単純に使える時間が増えたことで、オーバーテイクシーンも増えそうだ。

テストで感じた“若手台頭の予感”

テストで好調な走りを見せた福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

今シーズンも開幕に先立って、3月に鈴鹿サーキット、富士スピードウェイで公式テストが開催され、各チームが精力的に走り込みを行っていた。

基本的にテストなので、タイム結果というのはあまり参考にならないのだが、その中でも若手ドライバーが確実に勢いをつけていることは、2回の公式テストで強く感じされた。

鈴鹿・富士の両テストとも参戦3シーズン目を迎える福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が好調な走りをみせていたほか、病気療養中の牧野任祐の代役として開幕戦を走ることになった笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も、鈴鹿テストの1日目で総合トップタイムを記録していた。さらに富士テスト1日目には昨年ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が最速タイムをマークしている。

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