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【ツール・ド・フランス2022 レースレポート:第16ステージ】亡き弟との夢が成就 40km独走のユーゴ・ウル「10年かかったけど、僕は勝ったよ!」
ツール・ド・フランス by 福光 俊介次のミュール・ド・ペゲールでは、ユンボ・ヴィスマがセップ・クス、UAEチームエミレーツがラファウ・マイカをそれぞれ機能させ、ヴィンゲゴーとポガチャル、そして両チーム譲らず。頂上からのダウンヒルでは、先行していたワウトが合流(頂上で止まって待っていた)。ユンボ・ヴィスマは狙い通りのステージ運びでレースを終えた。
「逃げに誰かを送り込もうと話をしていたんだ。ネイサン・ファンホーイドンクと前に行って正解だったよ。最後の上りはとてもハードだったから、ヨナス(ヴィンゲゴー)を絶対にひとりにしてはいけないと思っていた。その後の下りも長かったから、彼に付き添うことができて安心しているよ。今日の作戦は正しかったね」(ワウト・ファンアールト)
メイン集団は最後の上りでユンボ・ヴィスマ勢とUAEチームエミレーツ勢、そこにナイロ・キンタナ(チーム アルケア・サムシック)だけしか残っていないような状況になったが、下りでゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアーズ)とダヴィド・ゴデュ(グルパマ・エフデジ)が再合流し、精鋭メンバーでフィニッシュに到達。逆に、アダム・イェーツ(イネオス・グレナディアーズ)やロマン・バルデ(チーム ディーエスエム)は遅れを喫した。
これによって、マイヨ・ジョーヌのヴィンゲゴーと追うポガチャルとは2分22秒で変わらず。さらに21秒差でトーマスが続く。キンタナが個人総合4位、ゴデュが同5位にそれぞれ浮上。イェーツが順位を1つ落として6位、バルデは5ランク下げて9位になっている。
次に待つピレネー第2戦は、129.7kmの短距離決戦。それでいて、中盤から後半にかけて1級と2級の上りが集中する。最後に待つのは1級山岳ペイラギュード。8kmの登坂は平均勾配こそ7.8%だが、最後の300mで最大勾配16%にまで跳ね上がる。そして今大会3回目の飛行場滑走路フィニッシュ。
激戦必至のマイヨ・ジョーヌ争いだけど、UAEチームエミレーツは第16ステージで山岳アシストの1人であるマルク・ソレルが体調不良でタイムアウト。次のステージへの出走ができなくなった。これでチームは5人体制で戦う。1人多いユンボ・ヴィスマにどう立ち向かい、ポガチャルとヴィンゲゴーとの直接対決にいかにして持ち込むのか、見どころである。
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