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サイクル ロードレース コラム 2022年7月9日

【ツール・ド・フランス2022 レースレポート:第7ステージ】プランシュ・デ・ベル・フィーユでの怪物伝説は最新章へ 激坂グラベル制したポガチャル「僕には勝つべき理由が存在した」

ツール・ド・フランス by 福光 俊介
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審判団と話すワウト・ファンアールト

審判団と話すワウト・ファンアールト

ちなみにこの日は、UCIのジュリー(審判団)が各チームのパドックを回って、レース中のボトル投棄に関して注意を喚起した。特に厳しいチェックをされていたのがワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)で、ときに強い口調で異議を唱える様子も見られた。彼はすでに第3ステージで500ユーロの罰金を科せられていて、次の警告ではUCI規則に基づいて1000ユーロの罰金と1分のペナルティタイム、さらにもう一回でレースからの除外と1500ユーロの罰金となる。

もうひとつ...。現在負傷で戦線を離脱しているナセル・ブアニ(チーム アルケア・サムシック)がスタート会場に姿を現し、チームを激励。実は関係者パスを持っていなかった彼なのだけれど、大勢の人だかりの中から現れるや警備のスタッフに「ナセル・ブアニです。通してほしい」とひと言。それでチームパドックに入れてしまうのだから、いかにこの国でロードレース競技と選手が市民権を得ているか...という話なのである。

●ステージ優勝、マイヨ・ジョーヌ、マイヨ・ブラン タデイ・ポガチャル コメント
「ヨナスがアタックしたタイミングは、僕にとって一番苦しい局面だった。だけど、今日は特別な日でガールフレンドも家族も観に来ていて、がん研究の基盤を開いた大事な1日なんだ。それを祝うためにスペシャルシューズも用意していたんだよ! 勝つことができて本当にうれしいよ。

このステージで成功することは、2022年大会のコースが発表になってからずっとイメージしていたんだ。ライバルとの差は広がっているけど、世界でもトップクラスのクライマーであるヴィンゲゴーのような選手が対戦相手となると、このタイム差ではまだ十分だとは言い難いね。」

●フィニッシュ前で逆転されステージ2位 ヨナス・ヴィンゲゴー コメント
「上っているときの感触はとても良かった。結果にも満足しているよ。もう少しで勝てていたのだけどね…残念なのはそこだけさ。今日はチームで2人がトップ3入りした。これはチーム状態の良さを表しているといえるし、自信にもなる。今後の山岳ステージで勝負に参加するには、これくらいの結果は今のうちに出しておかないといけない。プリモシュ(ログリッチ)と一緒に戦える状態をキープしていきたいね。」

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