人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
【ジロ・デ・イタリア2024 レースレポート:第5ステージ】バンジャマン・トマが自身も予想外の逃げ切りでUCIワールドツアー初優勝 世界を5度制したトラックの走りをロードに応用し大仕事成し遂げる
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介勝利を祝うバンジャマン・トマ
3日連続のスプリントフィニッシュが予想されていた第5ステージ。プロトンの静かなムードを切り裂くように中盤で飛び出した4人が逃げに逃げ、果ては大集団の追撃をかわしてみせた。ステージ優勝をかけた勝負は、この展開のきっかけを作ったバンジャマン・トマ(コフィディス)が制した。
「直感にしたがって走った結果だよ。もともと逃げでチャンスを探ってはいたけど、実のところ今日のステージは僕向きだとは思っていなかった。でも走りながら“逃げたら何か起きるかも”と感じたんだ。さすがに勝つことまではイメージしていなかったけど…クレイジーだね!」(トマ)
J SPORTS オンデマンド番組情報
-
【限定】【スタート~フィニッシュまで】Cycle*2024 ジロ・デ・イタリア 第6ステージ (英語コメンタリー版)
配信期間 : 2024年5月9日午後7:35 ~
-
配信期間 : 2024年5月9日午後9:00 ~
4選手が逃げグループを形成して始まったレースは、セオリー通りスプリンターチームがメイン集団をコントロールする形で進んだ。50km地点を前にして上りが始まると、アルペシン・ドゥクーニンクが意識的にペースを上げて、他チームのスプリンターの消耗を誘う。ファビオ・ヤコブセン(dsmフィルメニッヒ・ポストNL)が真っ先に遅れ、ティム・メルリール(スーダル・クイックステップ)やカレブ・ユアン(ジェイコ・アルウラー)らもポジションを下げた。彼らはその後の下りで集団復帰をしたものの、肝心のスプリントを前に脚を使わざるを得ない状況となる。
図らずも、先頭4人とのタイム差も縮小。63.1km地点に置かれた3級山岳の頂上は逃げのシモン・ゲシュケ(コフィディス)が獲ったが、ほどなく集団が追いついた。そこからしばらくはパレード走行を思わせるほどのサイクリングペースに。
しばしの“休息”を経て動き出したのは、99.2km地点に設けられる第1中間スプリントに向かって。再びアルペシン・ドゥクーニンクが先頭に立ち、それをマリア・チクラミーノ着用のジョナサン・ミラン擁するリドル・トレックがチェック。両チームが主導権を争う中からカーデン・グローブス(アルペシン・ドゥクーニンク)が加速して1位通過。オラフ・コーイ(ヴィスマ・リースアバイク)、ミランと続いた。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
5月12日 午後9:00〜
-
5月14日 午後9:00〜
-
5月16日 午後9:00〜
-
5月15日 午後9:00〜
-
5月17日 午後9:00〜
-
5月11日 午後7:20〜
-
Cycle*2024 ジロ・デ・イタリア 休息日TV 第1ステージ~第9ステージ
5月13日 午後9:00〜
-
5月10日 午後7:50〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!