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【ツール・ド・フランス2022 レースレポート:第4ステージ】4カ月前と同じ奇襲から放たれたマイヨ・ジョーヌのワウト・ファンアールトがステージ勝利!同僚ログリッチも驚愕「彼は半分人間で、半分モーターなんだと思う」
ツール・ド・フランス by 福光 俊介「もう、スプリントではリスクを冒したくなくてね(笑)。チームとして仕掛けないといけないステージだと考えていたんだ。上りの入口で理想的なポジションに引き上げてもらって、あとはどこで動くか探るだけだった。上っている間はとても苦しかったけど、チームカーからの無線で集団が崩れていると聞かされたから、勝負しようと決めた。ヨナス(ヴィンゲゴー)とアダム(イェーツ)と3人で逃げるべきか少し悩んだのだけれど、残り10kmだったので思い切っていくことにしたんだ」(ワウト・ファンアールト)
表彰台に上ったワウト・ファンアールト
これぞ、21世紀の「ダイナモ作戦」ではないか! ダンケルクとカレーで場所も違うし、戦時中の話に例えるのもどうかとは思うけれど...。でも、一番苦しい局面でアシスト陣がペースを上げて、無尽蔵のスタミナとパワーを有するエースを加速させる...そんな姿はどこかダイナモに通ずるものがあると言えるのではないだろうか。これをお膳立てしたラポルトもしたり顔である。
「これは僕たちの得意分野と言えるね。2~3分全力で踏み続けることに長けているメンバーがそろっているんだ。パリ~ニースで同様のチャレンジをしたけど、今日の方が強いメンバーで実行できたと思っているよ」(クリストフ・ラポルト)
一方、ファンアールトの“ダイナモ”に屈したメイン集団。マイヨ・ジョーヌの歓喜から8秒後にヤスパー・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)が集団の先頭を獲り、ガッツポーズをしてみせたけど、結果は2位である。
「勝ったと思ったのだけど、5秒後に違うことに気が付いたんだ。前方でワウトが喜んでいるのが見えて...がっかりだよ」(ヤスパー・フィリプセン)
実のところ、現地ではスタート前からスプリンターにも太刀打ちできるコースかどうかで意見が二分し、北海から吹く風次第では集団分断があるのでは...とも言われていたステージだった。終わってみれば“マイヨ・ジョーヌ劇場”。少なくとももう1日、そのストーリーは続くかもしれない。
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