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バスケット ボール コラム 2019年11月18日

【2019-20 B.LEAGUE NOTEBOOK 7】出場機会を得られるチームで成長曲線を描く中村太地

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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プロのバスケットボール選手は、出場機会を得られてなんぼの世界で生きている。それはルーキーであってもベテランであっても同じ。法政大1年の時から特別指定選手として3年連続でB1のチームに所属してきた中村太地は、プロのしてのキャリアを京都ハンナリーズでスタートさせた。他の強豪チームから勧誘されたものの、出場機会ということを考えれば、中村の選択は正しかった。

190cmの大型ポイントガードとして中村が将来を嘱望されていることは、浜口炎コーチの「ものすごくよく練習していますし、うちに来てから毎日成長していると思います。ポテンシャルはすごいですよね。日本代表でスタートを取れるような育ってもらいたいなと思っています」という言葉でも明白。「Bリーグの中でもこれだけ使ってもらえるチームは多分京都以外になかったと思うし、本当にいつもアグレッシブにやれというふう炎さんはタイムアウトの度に言ってくれたりする。僕はその気持に応えるだけです」と話す中村は、開幕から全試合スターターとして出場し、11月9日の秋田ノーザンハピネッツ戦で11アシストを記録するなど、得点機会をクリエイトできるのが大きな魅力の選手だ。

ただし、16日のサンロッカーズ渋谷戦で7本のターンオーバーを記録してしまうなど、好不調の波があるのは明らか。「まだ状況判断だったり、僕のところで強く当たってくれば、相手の手に引っかけられたりとか、そこは経験というか阿吽の呼吸とかもあると思うんですけど、そこがまだまだ。フィジカルで削られてターンオーバーになってしまうケースがあるので、そこはもっと高さを生かすけれども、もっと強くバウンドパスをするとか、フェイクから飛ばしたりとかがまだまだ足りない」と、自身の課題をしっかりと認識。視野の広さを武器にアシストを量産するジュリアン・マブンガがチームメイトにいることも、今の中村にとっては大きなプラス材料。「コートを支配している感じはリーグでもトップだと思うので、僕もそのくらい支配できる選手になっていかなければと、いつも見て勉強しています」と、レベルアップしたいという思いの強さを口にする。

高校と大学をアメリカで過ごしたチームメイトの松井啓十郎は、「今のBリーグのスタメンと張れると言ったら、まだ厳しいかなと思う。強豪チームにいる安藤誓哉、(篠山)竜青、渡邉(裕規)といったところと同じかと言えば、さすがに違うなと。試合を重ねていってどんどんいろいろな壁に当たる中で、それをクリアしていけば全然うまくなると思う」と評価。4連敗で勝率5割になってしまった京都だが、チャンピオンシップに進出するためには、中村のさらなる成長が欠かせない。それは、近い将来日本代表のポイントガードになるために必要な道のりであることを意味している。

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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