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バスケットボール コラム 2026年5月13日

【第49回李相佰盃展望】男子は韓国撃破へ“初戦”がカギ、女子は3連勝へ

バスケットボールコラム by 青木 崇
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日本と韓国の大学生選抜チームが3試合行う李相佰盃は今年、北海道札幌市の北ガスアリーナ札幌46で開催される。昨年は韓国の水原で男子が1勝2敗、女子が3勝0敗という結果だった。

「日本の強みはファイブアウトの早い展開と、べーシックな今までのディフェンスをうまくハイブリッドさせたいので、そこがうまく噛み合うようにしたい。あとはトランジション・オフェンス。早く展開したいので、それに合うメンバーを選びました」

こう語る男子の網野友雄ヘッドコーチは、轟琉維(東海大・4年)ら昨年の大会を経験したメンバー5人を選出。今年の日本学生選抜は、轟と下山瑛司(早稲田大・4年)というクイックネスを武器にしたポイントガードを起点に、アップテンポなオフェンスで主導権を握りたいという意図が伺える。

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韓国学生選抜のガード陣は182cmが最低身長ということもあり、轟と下山にとってサイズのミスマッチになるが、2人ともディフェンスで厳しくプレッシャーをかけられる。韓国のガード陣は伝統的にシュート力があるだけに、コンボガードの内藤晴樹(白鴎大・4年)、広瀬洸生(青山学院大・4年)と十返翔里(東海大・2年)といったスイングマンのディフェンスが、試合をコントロールするうえで重要な要素になるだろう。

スコアラーとして注目は松本秦(早稲田大・2年)に注目したい。小川瑛次郎(白鴎大・3年)にはシューターとしての勝負強さが期待され、武藤俊太朗(明治大・4年)は攻防両面でオールラウンドな活躍が求められる。状況によってパワーフォワードでの起用も考えられる。

フロントラインに目を向けると、ウィリアムス・ショーン莉音(白鴎大・3年)がスプリングトーナメント決勝で右アキレス腱断裂のケガに見舞われて離脱し、代わりに大舘秀太(東海大九州・3年)がメンバーに入った。韓国は200cmの選手が3人ということもあり、極端なサイズの差は生まれにくい。大舘はシュート力を武器にするが、インサイドでフィジカルにプレーし続けるタイプではない。フロントラインは境アリーム(白鴎大・4年)と近怜大成(大東文化大・2年)がセンターとしてフィジカルに戦い、佐藤友(東海大・3年)と大舘がパワーフォワードとしてプレーすることになるだろう。

李相佰盃での日本は、韓国に苦戦が続いている。最後に勝ち越したのは、馬場雄大(現長崎ヴェルカ)を筆頭に、現在B1の主力選手として活躍している選手が揃っていた2017年。過去5大会はいずれも韓国の2勝1敗で、そのうち4回が初戦を落としている。特別指定選手としてBリーグを経験したメンバーも多いだけに、初戦をモノにできるかが非常に重要になるだろう。

女子は2017年以降、韓国戦で負けなしを続けている。昨年は3試合中2試合が30点以上の差をつけて勝利するなど、実力差があることは否めない。今年も3連勝が期待される。チームを率いる案浦知仁(日本経済大)コーチは、「日本代表と同じスペース&ペース(広いスペースを活用したアップテンポなスタイル)を重視したオフェンスを展開したい」と話す。

昨年の李相佰盃を経験している菊地実蘭(早稲田大・4年)と島袋椛(大阪人間科学大・4年)の上級生が、チームの軸になる。下級生に目を向けると、深津唯生(東京医療保健大・2年)には将来的に日本代表のフロントラインで戦えるためにも、フィジカルの強さを活かしたプレーで貢献できるかに注目したい。

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ディフェンスではスピードを活かし、前から相手にプレッシャーをかけるスタイルで主導権を握りたいところ。もちろん、目指すのは3連勝である。

文:青木崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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