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★★★:馬場雄大(アルバルク東京 #6)
ファイナルMVP選出については文句なし。12点、12リバウンド、6アシストという数字に加え、千葉の猛追劇を受けた4Qに決めた2本のビッグショットは、東京の窮地を救うものであり、チームが10分間で決めたFG数と同じだった。特にアレックス・カークがブロックショットされた直後のルーズボールを拾い、24秒バイオレーション寸前に打って成功させたのは、冷静に状況を把握していたことを示すものだった。4Qの4リバウンドもチーム最多で、富樫勇樹を追いかけ回したディフェンスの頑張りも、攻防両面でチームに貢献したと言えるものだった。
★★:田中大貴(アルバルク東京 #24)
前半は3Pシュート、千葉を引き離した3Qにドライブで得点を重ねるなど、オールラウンダーとしての能力は十分に発揮。17本中6本のFG成功と確率はいまひとつだったものの、試投数がチーム最多だったのはアグレッシブに攻め続けた証。アレックス・カークとのピック&ロールは、オフェンスの起点として3Qまで機能していた。ディフェンスでも、前半で14点と大当たりだった田口成浩を後半で抑え込み、千葉のハーフコート・オフェンスの機能性を低下させた点でも高い評価に値する。
★:富樫勇樹(千葉ジェッツ #2)
ハーフコート・オフェンスがなかなか機能しなかったこともあり、クイックネスを生かしてシュートを打てる状況を作り出し、1Qで10点、4Qには19点差を2点差まで詰め寄る3Pを決めるなど9点を奪った。また、ギャビン・エドワーズとの2マンゲームを中心に、ポイントガードとして6アシストを記録し、千葉が最後まで粘り強く戦い抜く要因となった。3Pシュートは12本中3本成功に終わったといえ、決めた3本がいずれも4Q。富樫の存在が、試合をおもしろくさせたのはまちがいなかった。
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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