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バスケット ボール コラム 2019年5月10日

【Bリーグ 2018-19 FINAL 千葉 vs 東京 プレビュー】終盤に向けて完成度を高めるA東京。千葉の鍵はDF戦術の遂行力。

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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B.LEAGUE FINAL 2018-19の対戦カードは昨季と同じ顔合わせとなった。天皇杯と合わせた2冠と狙う千葉ジェッツ、2連覇を狙うアルバルク東京が決勝の舞台を戦う。

昨季FINALでは、ピック&ロールを起点とするA東京の緻密なハーフコートバスケットが光り、千葉のディフェンスを翻弄した。eFG%(3Pシュートの重みを加味したシュート成功率)では62%を記録。特に、勝負所の第4ピリオドでは73%と際立った数値を残した。#24田中大貴と#53アレックス・カークのピック&ロールを起点に、ゴール下のアリウープ、バックドア、3Pシュートを沈め続けた姿は、完成度の高さを印象付けた。

DFでも、千葉のeFG%を36%に抑えた。85対60という最終スコアが物語っている。こちらも、DF戦術を高いレベルで遂行した事が要因と言えるだろう。日本代表のテクニカルアドバイザー時代、ルカ・パヴィチェヴィッチ氏は『不必要なHelp、必要なHelpを区別する事の重要性』を説いた。各々が役割を全うすると共に、過剰な手助けもしない重要性を強調する考えだ。これにより、オフェンスに与えるズレを防いだ。実際、昨FINALでも、起点となる#2富樫勇樹に対し、#3安藤誓哉と#1小島元基が徹底マーク。周りの選手も的確なポジションを維持し、千葉に攻め手を与えなかった。こちらも完成度の高さが光った。

対する千葉。今シーズンは、FINALの悔しさを晴らすかのように見事なバスケットでシーズンを送ってきた。チーム理念でもある「アグレッシブなディフェンスから走る」の通り、#10アキ・チェンバース、#27石井講祐、#31原修太、新加入の#5田口成浩らのアウトサイド陣が競い合うようにDFでハッスル。相手オフェンスの自由を奪い、難しいシュートを打たせる。

そのリバウンドから素早い攻撃を仕掛けて相手を畳みかけた。#2富樫、#3マイケル・パーカー、#21ギャビン・エドワーズギャビンらのファーストブレイクは各チームにとっても例年以上の脅威となった。持ち前の素早い攻撃を発揮する為にも、DFに一層の磨きを掛けている。また、#11西村文男、#1ジョシュ・ダンカンらはスターティングメンバーと遜色のないパフォーマンスでチームを牽引。これらが噛み合った事が、最高勝率を達成した要因と言えるだろう。

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