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明確なスタイルを持つ両チームの対戦。A東京は千葉#2富樫、#21エドワーズ、#3パーカーのファーストブレイクをどう抑えるか?
B.LEAGUEコラム by 片岡秀一 0昨季のB.LEAGUE FINALを戦った両チームがシーズン終盤戦を戦う。天皇杯準決勝での対戦も含めると、今期の戦績は4勝1敗と千葉ジェッツがリード。天皇杯でも3連覇を成し遂げ、現在、リーグ全体1位となる48勝。現時点で、2年連続でのFINAL進出や優勝に最も近いチームと言えるかもしれない。
しかし、アルバルク東京に60対85で敗れたFINALでの悔しさは同じ舞台でしか晴らせない部分もあるのかもしれない。今節も、そこに至る重要な一戦となる。2連覇を目指すA東京にとっても、千葉は避けて通れない相手。アウェーでの勝利はCSに向けた大きな布石となる。
両チーム共に、日本人選手を攻撃の起点とする事が特徴だ。特に、A東京の#24田中大貴、と#53アレックス・カーク、千葉#2富樫勇樹と#21ギャビン・エドワーズのPick&Rollを絡めた連携は破壊力がある。彼らの連携を止めようと3人目以降のDFが反応をすれば、的確にパスが供給される事も威力を高めている。
違いとしては、A東京は攻撃の起点が多い事が特徴だ。対戦チームにとっては、少しでもDFで弱みを見せれば徹底的に攻められる。#3安藤誓哉、#1小島元基、#6馬場雄大、#13菊地祥平、#10ザック・バランスキーら、コートに立つ選手の誰もが起点になり、フィニッシャーにもなれる万能性を持つ。日本代表のテクニカルディレクター時代、ルカ・パヴィチェヴィッチ氏はJBAコーチカンファレンスに登壇。「「ヨーロッパにおけるバスケットボールスタイルのトレンド~Pick&Rollの有効性~」をテーマとする講演の中で“One is not enough,two is better,three is best”と語っている。コート上、主にアウトサイドに位置する3選手がPick&Rollの起点となる能力を持つ欧州のスタンダードを紹介した。その通りの戦術をA東京の中で表現している。
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