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【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 1】NCAAで最高のライバル関係にあるチームOBによるマッチアップが実現
B.LEAGUEコラム by 青木 崇Bリーグが創設されて以来、元NBA選手の数は年を追うごとに増えている。そんな彼らの出身大学を調べていくと、NCAAディビジョン1所属の有名校出身が多い。その中でもノースカロライナ大とデューク大は、全米で最も熾烈なライバル関係があることで有名。実は、10月7日のアルバルク東京対サンロッカーズ渋谷戦でこの2校のOBによるマッチアップが実現したのだ。
ノースカロライナ大出身のジャワッド・ウィリアムズは、アーリーカップとアジアチャンピオンリーグで出場機会を得られなかった。しかし、開幕2戦目で出場登録されると、いきなりの19点という活躍で勝利に貢献。プレーしていた時間帯のほとんどでマッチアップしていたのは、デューク大出身のライアン・ケリーだったのだ。
ノースカロライナ大とデューク大は、お互いの所在地が約16kmしか離れてない。ノースカロライナ大からはマイケル・ジョーダン、デューク大ならばカイリー・アービングなど、両校から数多くのNBA選手を輩出。ウィリアムズは元キャバリアーズ、ケリーは元レイカーズで、ともにNCAA優勝を経験している。2校の試合は必ず全米で中継され、1920年1月24日の初対戦からの通算成績は、ノースカロライナ大が137勝111敗とリード。名勝負は簡単に紹介できないくらいとても多いのだ。
そんな歴史のあるライバル関係にある2校のOBが、Bリーグでマッチアップするシーンが見られるのは、NCAAファンならばたまらない状況。試合後ウィリアムズにそのことについて質問してみると、「それは頭の中にまったくなかったよ。彼がデュークで私はカロライナだけど、今はプロ選手としてやるべきことに集中してプレーしただけ」と、冷静な答えを返してきた。とはいえ、デューク大OBと日本で対戦することは、「私も彼も素晴らしいプログラムの下でプレーし、海外の高いレベルでまた戦えるのはなかなかいいものさ」と前向きに捉えている。
現在B1で所属するNCAA出身選手をチェックしてみると、以前ビッグイーストでライバル関係を構築したコネチカット大(現アメリカン・カンファレンス)とシラキュース大(現アトランティック・コースト・カンファレンス)の出身者がいる。この2校は2009年3月13日のビッグ・イースト・トーナメント準々決勝で、延長6回の激戦を繰り広げたことがあり、その試合に千葉ジェッツのギャビン・エドワーズが出場していた(試合は127対117でシラキュース大が勝利)。
外国籍選手の出身校をチェックし、バックグラウンドを知ることは、B1をより楽しむ方法の一つ。筆者の個人的な希望を言わせていただけば、近い将来ミシガン大とオハイオ州大のOBがマッチアップするシーンを見られたらと思っている。
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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