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野球 コラム 2026年8月6日

【広島好き】全国高校野球選手権が開幕、カープの選手たちが歩んだ甲子園での軌跡

野球好きコラム by 大久保泰伸
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第108回全国高校野球選手権開会式

8月5日に第108回全国高校野球選手権が開幕しました。夏の風物詩となっているこの大会、今年も多くのカープ選手の出身校が出場を決めています。今年は投手の該当選手が多いようですが、各選手の甲子園を振り返ってみましょう。

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昨年のコラムで取り上げた黒原 拓未林 晃汰の智弁和歌山と、清水 叶人の高崎健康福祉大高崎(群馬)は3年連続、仲田 侑仁の沖縄尚学は2年連続出場となりました。

連続出場でも、昨年は文字数の関係で取り上げなかった森浦 大輔は天理(奈良)の出身。2年時に春夏の甲子園に出場し、2回戦敗退の春はリリーフとして2試合に登板しましたが、初戦で創成館(長崎)に敗れた夏の大会では登板がありませんでした。主戦として連続出場を狙った3年夏は、奈良県大会決勝で村上頌樹(阪神)を擁する智弁学園に敗れています。

ドラフト5位ルーキーの赤木 晴哉も天理出身ですが、同期に達孝太(北海道日本ハム)がおり、当人は高校時代に脊椎分離症を発症したこともあり、3年間の公式戦登板はわずか2試合で、甲子園には縁がありませんでした。

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長崎県から16年ぶりの出場となった長崎日大は大瀬良 大地の出身校です。大瀬良は3年夏の県大会準々決勝で、同年春のセンバツ優勝校である清峰の今村猛(元広島)に投げ勝ち、全国大会に出場。甲子園では1回戦で花巻東の菊池 雄星(ロサンゼルス・エンゼルス)と対戦し、5回まで無失点の好投を見せましたが、6回以降に失点を重ねて初戦敗戦となっています。

九州勢では森下 暢仁の出身校である大分商も13年ぶりの出場を決めています。1年夏に甲子園に出場した森下ですが、当時のチームでは1年先輩の笠谷俊介(元福岡ソフトバンクなど)と、同学年の川瀬晃(福岡ソフトバンク)に次ぐ3番手の控え投手で、初戦の修徳(東東京)に敗れた試合で登板機会はありませんでした。

埼玉県から2年ぶり出場となった花咲徳栄出身で春夏合わせて3度の甲子園に出場し、2年夏はベスト8、3年夏も3回戦進出で甲子園を沸かせたのが高橋 昂也です。2年夏はいずれもリリーフで2試合無失点の後、この大会の優勝校である東海大相模(神奈川)との準々決勝で2番手として5回途中から登板しましたが、2失点でサヨナラ負け。

エースとして挑んだ3年夏は初戦の大曲工(秋田)戦で9回1失点11奪三振、2回戦の樟南(鹿児島)戦では9回3失点8奪三振で、2試合連続完投勝利を挙げた後、リリーフ登板となった3回戦の作新学院(栃木)戦でも5回1失点と好投しましたが、チームは敗戦。今井 達也(ヒューストン・アストロズ)を擁する作新学院も、この大会の優勝校でした。

宮崎県から8年ぶりの出場となった日南学園は中﨑 翔太、茨城県から2年ぶり出場の霞ヶ浦は遠藤 淳志の出身校ですが、2人とも甲子園には出場していません。

2年連続出場となった敦賀気比(福井)は、前川 誠太と育成枠の竹下 海斗。竹下は春夏合わせて3度の甲子園出場を果たしていますが、夏は1年時の一度のみの出場で、1回戦の高岡商戦では、9回2死から登板して最後の打者を三振に仕留め、甲子園デビューを果たすと、3回戦の聖光学院(福島)戦では2番手として2回1/3を投げましたが、4失点と打ち込まれてチームも敗れています。

プロ入りする選手の誰もが経験する高校野球で、最高峰と言える夏の甲子園。母校が出場する選手にとって、その勝敗に一喜一憂する日々がまた始まります。

文:大久保泰伸

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大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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