人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

野球 コラム 2026年4月19日

松井秀喜、メジャー1年目の経験明かす

MLBコラム by 山田 結軌
  • Line

フリー打撃のデモンストレーションを披露する松井氏

米大リーグ、ヤンキースでGM付特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(51)が、4月18日(日本時間19日未明)、ニューヨーク郊外で自身が代表理事を務めるNPO法人「松井55ベースボールファウンデーション」が主催する野球教室を開催した。

今回で39回目で公募した日本人、日系人の小学4~6年、37人が参加した。

メジャーリーグ中継2026

恒例のフリー打撃のデモンストレーションでは、逆風にやや苦戦しながらも柵越えを放ち、子供たちと見守った父母から大きな歓声と拍手が湧き上がった。

「来ていただいて、ホームランをお見せできないのが悲しいのでね。日本で(開催したときは)球場選びに失敗した。広い球場でやったら入らなかったんです。今日もだいぶ逆風だった。引退するとそういうのを言い訳にするんです。選手の時は、言い訳はしないですけど」

日本開催時に2度、柵越えできなかった過去を明かし苦笑いを浮かべた。この日の球場は通常の大きさだったが、右翼ポール際に力強いスイングで運んだ。

子供たちの質問に答える松井氏

野球教室後の取材では、「メジャー1年目で順応が難しかったことは?」と質問を受けた。

「最初はいろいろ(日米の違いを感じることが)あるんですよ。移動もあるし、ナイターの翌日にデー(ゲーム)っていうね。日本は週末は今、デーゲームあるけれど、自分の頃はほぼナイターだったから。

こっちは平日でもデーゲームが入ったりする。移動、デー(ゲームや)ナイターの調整。練習方法も日本とは違う。今はいろいろ調整が必要な時期だと思いますよ、1年目の選手は」

今季は、ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)、ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)、アストロズ・今井達也投手(27)ら3人のメジャーリーガーがルーキーイヤーに臨んでいる。

松井氏はメジャー1年目の2003年に163試合に出場し、打率.287、16本塁打、106打点。好成績を挙げたが、新しい環境に慣れるまで「2、3カ月はかかった。デーゲーム、ナイターをやって、知らない投手と毎回対戦する。移動とかリズムに慣れるまで3カ月くらいかかった」と当時を振り返った。

移籍当初、松井氏は、全米1厳しいニューヨーク・メディアから手厳しい報道をされた。4、5月はOPS6割台などメジャー投手の対応に苦労した過去がある。

「対処法ですか? は簡単ですよね。結果出す以外ないですよね。ニューヨークメディアってそういうもんなんだから。そこからは逃げられないでしょ。ヤンキースとメッツの選手は。逃げることはできない。対処法はないですよね。結果を出すしかない」

「アドバイスでもなんでもないですから。自分の経験を話してるだけです」と前置きしたが、松井氏の経験談は、世代を超えてメジャーに挑戦する日本選手に当てはまるかもしれない。

「日本人の選手、みなさんを応援してますよ。同じ日本人ですからね。ヤンキース戦以外では応援してます」と、あくまでヤンキース役職がありながらも、日本選手の後輩たちへの愛情がある。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

山田結軌(やまだ・ゆうき)

山田 結軌

1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。

X(旧:Twitter)
@YamadaMLB

Instagram
yukiyamada_mlb

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ