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野球 コラム 2026年5月25日

【広島好き】交流戦がスタート、ここ5年のカープの成績を振り返る

野球好きコラム by 大久保泰伸
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カープの交流戦成績

5月26日(火)から交流戦がスタートします。カープにとって『鬼門』と言われ続けてきた舞台ですが、実際のところ、リーグ戦にどんな影響を及ぼしているのか。今回は最近5年間の交流戦前と、交流戦後の勝敗やリーグ順位を見ながら検証してみたいと思います。

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まずは佐々岡真司監督2年目のシーズンとなった2021年。16勝20敗5分のリーグ4位で迎えた交流戦は、東北楽天とオリックスに3連敗するなど、6カード中5カードで負け越し、埼玉西武にも1勝1敗1分でカード勝ち越しなしと、散々な状況でした。

結局、交流戦18試合の成績は3勝12敗3分とダントツの最下位に終わり、リーグ戦再開時には19勝32敗8分のリーグ6位と大失速。その後はなんとか持ち直し、9、10月に月間勝ち越しを記録して最終的に4位で終わっています。

2022年は開幕から安定した戦いを続け、25勝19敗2分、貯金6のリーグ3位で交流戦に突入。千葉ロッテに1勝2敗で負け越した後、福岡ソフトバンクに3連敗を喫し、北海道日本ハムには2勝1敗と勝ち越しましたが、オリックスにまたも3連敗で貯金はゼロに。東北楽天、埼玉西武にも負け越しで、交流戦成績は5勝13敗で2年連続の最下位。

シーズン成績は30勝32敗2分となりましたが、セ・リーグは阪神以外の5チームが勝率5割以下で交流戦を終えたため、3位のままでリーグ戦再開となっています。シーズン成績は、8月に10勝15敗と大きく負け越したのが響き、最終的には5位でのフィニッシュとなりました。

新井貴浩監督が就任した2023年は、開幕から連勝と連敗を繰り返す展開で、24勝22敗の貯金2、リーグ3位での交流戦スタートとなりました。天敵とも言うべきオリックスと福岡ソフトバンク戦をいずれも1勝2敗でなんとか凌ぐと、敵地で北海道日本ハムに3連勝。千葉ロッテ、東北楽天にも負け越しましたが、同一カード3連敗はなく、最後のカードとなった埼玉西武に2勝1敗と勝ち越し、交流戦成績は9勝9敗の6位タイ。

交流戦で最低限のノルマと言える勝率5割をキープし、33勝31敗のリーグ4位で再開したリーグ戦では、交流戦前の5月から4ヶ月連続で月間勝ち越しと、快進撃で独走状態だった阪神を追いかける存在となりましたが、9月に6連敗など最後に息切れして最終的には2位でシーズンを終え、3連覇した2018年以来となるクライマックスシリーズ(CS)進出を果たしました。

新井監督2年目の2024年は、5月に4連勝など調子を上げて22勝17敗4分、貯金5でリーグ2位の好位置で交流戦に突入。天敵だったオリックスに2勝1敗と勝ち越した後、福岡ソフトバンクには敵地で3連敗を喫しましたが、残りの4カードは全て2勝1敗で勝ち越し、交流戦成績は10勝8敗で5位タイの好成績で終えています。

32勝25敗4分と貯金を2つ増やし、リーグ首位に浮上して迎えたレギュラーシーズンは、8月に15勝9敗と大きく勝ち越して首位で9月を迎えましたが、9月に5勝20敗とまさかの大失速で最終的には4位まで転落してCS進出も逃しています。

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昨季は開幕から5連勝が1回、4連勝が2回を記録するも、7連敗も1回と不安定な戦いが続き、24勝23敗2分、貯金1のリーグ4位で交流戦を迎えました。

埼玉西武に3連勝、東北楽天には2勝1敗と勝ち越しましたが、4チームに1勝2敗で、交流戦成績は9勝9敗の7位。この年はカープより上の6チームは全てパ・リーグのチームと、パ・リーグ圧勝の交流戦で、33勝32敗2分、リーグ3位で再開したレギュラーシーズンは、7月に4勝16敗、9月は6勝16敗と、2年連続の失速で5位まで転落してシーズンを終えました。

新井監督3年間の交流戦成績は28勝26敗と、かつてのような苦手意識は無くなっていると言えそうです。今季は開幕から不振が続いていますが、交流戦をきっかけに流れを変えることができるか。そして、勝率5割以上というノルマをクリアしたとしても、その後の戦いが大切、ということは間違いなさそうです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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