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野球 コラム 2026年8月10日

【中日好き】オールスター明けは6勝3敗、今週は重要なホーム6連戦

野球好きコラム by 加賀 一輝
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カイル・マラー(ドラゴンズ)

8月に入った。プロ野球のペナントレースは40試合程度を残すのみになり、いよいよ佳境に差し掛かるところだ。順位争いも激化する中で、中日ドラゴンズは一つでも上の順位を目指し懸命な戦いを続けている。本稿ではオールスター明け3カードの振り返りと、今週のみどころを綴りたい。

◆オールスター明け3カードで6勝3敗

まずはオールスター明け3カードの振り返りから。

・7月31日(金):●1-3 広島
・8月1日(土):◯7-1 広島
・8月2日(日):●3-4 広島

レギュラーシーズン再開は、敵地『マツダスタジアム』での広島戦からだった。結果は残念ながら1勝2敗と負け越した。

初戦は2回に先発・高橋 宏斗のセーフティスクイズが決まり先制。6回まで1-0とリードを保つも、7回に高橋宏が自らの悪送球で失点。8回には橋本 侑樹菊池 涼介に決勝2ランを浴びた。

第2戦は序盤から打線が活発で、順調に加点していった。オールスターMVPの細川 成也が2本塁打。石伊 雄太は4回に効果的な3ランを放った。投げては先発のカイル・マラーが5回1失点で3勝目。家族の出産立ち会いから帰国してのマウンドで「パパ1勝目」を挙げた。

3戦目は3回に2点ずつを奪い合った後、7回に石伊の適時二塁打で3-2と勝ち越し。そのまま逃げ切りと行きたいところだったが、8回に登板した吉田 聖弥秋山 翔吾に逆転2ランを浴びた。

・8月4日(火):◯4-3 東京ヤクルト
・8月5日(水):◯4-1 東京ヤクルト
・8月6日(木):◯5-0 東京ヤクルト

先週のウィークデーは本拠地『バンテリンドームナゴヤ』に東京ヤクルトを迎え、見事にカードスイープを果たした。

第1戦は1点を追う9回、ジェイソン・ボスラーがこの日2本目となるソロを叩き込み、3-3の同点とする。その後も相手クローザーを攻め立て、最後は村松 開人が右翼へサヨナラヒット。村松は今季3度目の劇的打となった。

2戦目は3回までに3点を挙げ、ゲームを優位に進める。投げては先発・涌井 秀章が4回まで完全投球を見せるなど、6回2安打1失点の好投。7回以降は救援陣がパーフェクトに抑えた。

スイープがかかる3戦目は両軍無得点で迎えた8回、1死満塁から石川 昂弥が右翼手の頭上を越える適時二塁打で均衡を破る。その後も打線がつながり一挙5点を記録し、試合を決めている。

・8月7日(金):◯ 3-2阪神
・8月8日(土):◯ 7-1阪神
・8月9日(日):● 0-1阪神

週末は京セラドーム大阪で阪神と3連戦。首位争いをする相手に勝ち越している。

金曜の第1戦は2点ビハインドの9回にドラマが待っていた。石川の内野ゴロで1点を返し、なおも2死一、三塁。ここで切り札・阿部 寿樹が打席に入り、ラファエル・ドリスの内角球を一閃。レフトオーバーの2点適時二塁打となり、見事な逆転勝ちを収めた。

第2戦は2回に2死から3連続適時打が飛び出し、4点を先制。その後も5回、7回に得点を挙げて、流れをがっちり掴んだ。先発のマラーは7回1失点にまとめ、バットでは来日初の三塁打をマーク。今季最長の5連勝を飾った。

日曜の3戦目は打線が10安打を放つも得点を挙げられず。先発・柳 裕也は粘りを見せていたが、6回に近本光司の決勝ソロを浴びてしまった。

オールスター明けは6勝3敗と好調。通算では44勝58敗1分けでセ・リーグ5位。4位と2ゲーム差、クライマックスシリーズ圏内の3位とは4ゲーム差となっている。

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◆今週は本拠地で6連戦

今週のカードは下記の通り。本拠地『バンテリンドームナゴヤ』で6連戦を戦う。

・8月11日(火)~13日(木):vs. 横浜DeNA
・8月14日(金)~16日(日):vs. 巨人

横浜DeNA戦は、今後を占う上で重要なカードである。というのも、現在3位に位置しているのが横浜DeNAなのだ。前回対戦はオールスター前最後の3連戦で2勝1敗と勝ち越し。今回も本拠地で勝ちを重ねたい。

特に11日の第1戦は連勝が止まった直後だけに、連敗は避けたい。先発する大野 雄大の役割はいつも以上に重い。打線ではこのカードで6本塁打、打率.355のミゲル・サノーに期待だ。

週末の巨人戦は接戦が予想される。前回バンテリンドームで試合を行った際は、3連戦全て1点差ゲームだった(7月3~5日)。先発投手陣はもちろん、橋本や吉田、松山といった「勝ちパターン」の救援陣が鍵を握りそうだ。ちなみに、名前を挙げた3投手はいずれも今季の巨人戦防御率は0.00である。

文:加賀一輝/写真:産経新聞社

加賀 一輝

加賀 一輝

1988年3月6日、愛知県生まれ。2016年~23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。24年より独立。スポーツに関するライティング、編集、MCなど幅広く活動する。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。Xアカウント

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