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AIが予測する菊池雄星の2024年成績
昨季、ケビン・ガウズマン、クリス・バシット、/ホセ・ベリオスとともに、ブルージェイズでMLB屈指の先発ローテーションを形成し、キャリアベストのパフォーマンスでチームのプレーオフ進出に貢献した菊池雄星が、今年どのような姿をマウンド上で見せるかは、とても楽しみなところである。
成績向上の要員として、ピッチクロック導入により、投球のテンポが良くなった点が指摘されているが、もちろん今季のMLBでもピッチクロックは健在であり、その理屈が正しければ、左腕は今年も引き続きシーズンを通して一貫性と安定性を持続させるはずだが、果たして待っているのはさらなる飛躍なのか、あるいは水平飛行なのか、はたまた一歩後退なのか。
では、AIの予想する菊池の2024年シーズンとの比較対象として、左腕の昨年の成績を振り返っておこう。
◆2023シーズン成績
登板32 先発32 投球回167.2 防御率3.86
勝利11 敗戦6 セーブ0 奪三振181 与四球48 与死球4
自責点72 失点78 被安打165 被本塁打27
奪三振率9.72 与四球率2.58 被本塁打率1.45 被打率.255
BABIP.314 FIP4.12 WHIP1.27
登板と先発試合数は何れも自己ベストタイ、そして投球回、防御率、勝利数、奪三振、与四球率、WHIPは全てキャリアベストであり、181奪三振は左腕ではアメリカンリーグ2位の数字だった。
最も着目すべきは与四球率で、高い水準の奪三振率(9.72はア・リーグ6位)を維持しつつ、与四球率を2022年の5.19から2.58(同10位)と半減以下にしたことで、K/BB(奪三振と与四球の比率)を、キャリア初の3以上となる3.77(同9位)とし、一躍MLBトップレベルの先発投手の仲間入りを果たしたのである。
なお、この春はチャンジアップを投球のレパートリーに加える試みをしており、昨季見せた制球力を持続させることができれば大きな武器になることは間違いなく、前途洋々に思えるが、そうは問屋が卸さないのがAI予測である。と言うわけで、AIの予想する左腕の2024年個人成績を見てみよう。
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