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野球 コラム 2026年8月1日

吉田正尚、MLBの舞台で山本由伸とガチ対決へ

MLBコラム by 山田 結軌
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試合前練習中に再会した吉田と山本

注目の対戦が実現する。ロサンゼルス・ドジャース山本 由伸投手(27)が、8月1日(日本時間2日)、ボストン・レッドソックス戦に先発する。吉田 正尚外野手(33)はスタメン出場する見込みだ。

「もう世界の山本投手ですから、しっかり胸を借りるつもりで、試合に出たらしっかり頑張りたいと思います」

メジャーリーグ中継2026

7月31日(日本時間8月1日)の試合後、吉田はオリックスのOB対決の話題に、笑みをたたえながらそう答えた。2021年、オリックスが25年ぶりにパ・リーグ優勝したときは、2人は主力としてチームを引っ張った。翌2022年には、パ・リーグ連覇と26年ぶりの日本一に貢献した。

2023年のWBC(ワールドベースボールクラシック)では、ともに世界一に輝いた。今年3月の同大会でも侍ジャパンのチームメートだった。メジャーでは初めて、敵味方に分かれて対決する。レギュラーシーズンの真剣勝負。レッドソックスは4連勝をかける。一方、ドジャースはカード成績を1勝1敗の五分に戻すことを目指す。

吉田は5打数2安打1打点で、チームを9-4の勝利に導いた試合後、後輩との対戦を心待ちにした。

「(投球映像などは)詳しくは見てないですけれども、ニュース等で当たり前のようにゲームを作ってハイクオリティーでやってる姿は本当に頼もしい限りです」

カード第1戦の試合前には談笑する姿も見られるなど、現在も親交は深い。観戦に現地を訪れていたオリックス時代の寮母、上岡千夜子さんとも再会し、3人で旧交を温めた。

吉田は苦戦した春先から復調。7月、レッドソックスは球団記録タイの15連勝を記録するなど、月間21勝4敗とV字回復した。月間勝率.840は球団新記録。吉田は、15連勝中は10試合に出場し、打率.353、2本塁打、出塁率.405、OPS1.023の好成績をマークした。

左翼のレギュラー、ロマン・アンソニーが右手の薬指を負傷し、5月上旬から負傷者リスト(IL)入り。吉田は出場機会が増え、打撃の状態を上向かせる時間ができた。15連勝が始まった7月3日以降、打率.300のハイアベレージ。1番、5番をなどで活躍を続けている。

フリー打撃に備える吉田

山本は後半戦の2登板は2勝0敗、防御率1.80。計15回で9安打、3失点、3四球、12三振、WHIP0.80となっている。直近4登板では3勝1敗、防御率2.89、28回で28三振。7月11日の6失点を挟んだものの、残る3試合はいずれも6回以上を投げて2失点以下に抑えた。2人とも、調子を上げて初対決を迎える。

「(山本の投球を)そこまではずっと見てないんで、あれですけど、結果を見れば多分、日本時代と同じか、さらにそれ以上のレベルまでいっている」と吉田。

昨季、ドジャースをワールドシリーズ2連覇に導いた伝説の『中0日』リリーフ。ゆえに吉田は「世界の山本」と表現した。敬意は示しながら、打席に立てば勝利に貢献するためにバットを振る。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

山田結軌(やまだ・ゆうき)

山田 結軌

1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。

X(旧:Twitter)
@YamadaMLB

Instagram
yukiyamada_mlb

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