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野球 コラム 2026年9月30日

今井達也、苦しんだメジャー1年目で初のポストシーズン。「手応えは感じる予定もない」

MLBコラム by 山田 結軌
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ワイルドカードシリーズ第1戦前の今井

アストロズの今井達也(28)が、メジャー1年目で初めてポストシーズンの舞台に立っている。ホワイトソックスとのワイルドカードシリーズ(3回戦制)を前にダイキンパークで取材に応じた。第1戦はチームが3-6で敗れ、今井に登板機会はなかった。

ポストシーズン ワイルドカードシリーズ

今季は先発としてスタートしたが、シーズン途中に救援へ配置転換。慣れない環境、役割の変化を経験しながら1年間を戦った。本人が振り返った言葉には、充実感よりも苦労の大きさがにじんだ。

「最初からうまくいくとは思ってなかったですし、本当に全く違う環境で国も違う中で野球をしていく大変さをすごい感じた1年だった。本当に8割9割は苦しいというか、苦労したことが多かったシーズンです」

それでも、経験した1つ1つを「来年、再来年と糧になるようなシーズンだった」とプラスに変える。一方で、メジャーで戦える確信を得たかと聞かれると、今井らしい答えを返した。

「手応えはあんまりないです、今のところ。感じる予定もないです」

その真意は、常にレベルアップを目指す向上心の表れでもある。

「これで行けるっていう手応えを感じちゃうと逆によくない。不安も少し抱えながら。でも次6割7割くらいは期待、自分に自信を持って期待をしながらですけどね」

キャッチボールで準備する今井

地区優勝を決めたアストロズには、ホセ・アルトゥーベ、ヨルダン・アルバレス、ジョシュ・ヘイダーら経験豊富な選手がいる。今井は、ベテランが練習や野球に取り組む姿勢で若手を引っ張っていることを挙げ、「ルーキーの僕たちだったり、若い選手もベテランの選手に負けないようにポストシーズン頑張りたい」と話した。

短期決戦で求められる役割も明確だ。

「勝つためには失点しない。短いイニングですけど大事になってくるのかなと思うので、しっかり打者に向かっていく姿勢は崩さずにプレーしていきたいと思います」

第1戦では出番が訪れなかった。1敗したアストロズにとって、第2戦からは負ければ敗退の状況となる。先発、救援とさまざまな経験を重ねてきた1年目。今井が初めてのポストシーズンで、どの場面を託されるか注目される。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

山田結軌(やまだ・ゆうき)

山田 結軌

1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。

X(旧:Twitter)
@YamadaMLB

Instagram
yukiyamada_mlb

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