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野球 コラム 2026年7月25日

佐々木朗希、自信深める4勝目

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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試合後、メディア対応する佐々木朗希

着実に成長を感じさせる投球内容だった。そして、先発ローテーション投手として一本立ちする日が近づいていることも感じさせた。

ロサンゼルス・ドジャース佐々木 朗希投手(24)は敵地でのニューヨーク・メッツ戦に先発。7回3安打1失点、2四球、9三振で4勝目(5敗)を挙げた。8登板ぶり、5月23日のミルウォーキー・ブルワーズ戦以来、62日ぶりの白星だった。

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「前回ほどスピードは出てなかったんですけど、スプリットがいいところに決まってくれて、その中で試合全体を通してキャッチャーのラッシングもいいリードしてくれて、その要求に応えられたかなと思います」

直球の最速は100.3マイル(161.4キロ)をマーク。同平均は98.6マイル(158.7キロ)だった。

6回途中、5安打1失点だった17日のヤンキース戦では、MAX101.8マイル(163.8キロ)。メジャー移籍後での最速をマークした。直球の平均は100.1マイル(161.1キロ)。100マイル(約161キロ)以上を21球投じ、1試合での100マイル以上の投球数として、球速計測(いわゆるピッチ・トラッキング)が始まった2008年以降のドジャース投手最多記録を作った。

この日、好投の鍵となった球種はスプリットだった。44球(全球種で47%の使用率)のうち、ストライクゾーン外のファウルや空振りを含めたストライク率は70%の高確率。ストライクカウントを整え、ウイニングショットにも有効だった。9三振のうち5度、決め球に使った。

「ベース板の上に行く確率が高かったので、投げていく中で自信持って腕を振れました。横(のストライクゾーン)がある程度コントロールできている分、高さ(の制球)に集中できて、カウントによってしっかり投げ分けできたからかなと思っています」

前回登板では、下半身の使い方を微調整したことを明かしていた。ヤンキース戦後には「今回の試合で変更したことが確かなものであれば、今後もパフォーマンスが維持できると思います」と手応えを明かしていた。フォームの安定感が、全体的なパフォーマンス向上につながっている。

「基本となるフォームがしっかりしていれば、フォークも操りやすくなると思う。そういったところの安定感が、特別何か変えたわけじゃなくて、フォームが良くなってきてフォークが勝手に良くなってきた感覚。そこ(好調の要因)はフォームなのかなとは思っています」

大型に改良した佐々木のグラブ

癖バレ対策も奏功したかもしれない。7月2日のパドレス戦では3回7安打6失点。ロバーツ監督は試合後、球種による癖が出ていた懸念を明かしていた。その後、試合用のイエローのグラブは一回り、二回りも大きくなったように見える。しかし、米メディアがグラブのサイズをたずねると…。

「一緒くらいです。顔が小さくなったので、そう見えるだけだと思います(笑)」

ジョークではぐらかした。大きくした事実を認めてしまうと、癖がグラブに出ていますよ、と相手に教えるようなもの。だから、質問を『かわした』受け答えをしたのかもしれない。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

J SPORTS編集部

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