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大谷翔平(エンジェルス)
二刀流スターが前半戦最後の試合で5試合ぶりとなる今季32号ホーマーを放ち、ここ4試合で1安打としていたプチスランプを完全に脱した。
現地7月8日(日本時間9日)に敵地ドジャースタジアムで行われたドジャース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場した大谷翔平は、7回の第3打席に右中間スタンドへ2ラン弾を叩き込むなど、本塁打と三塁打を含む4打数3安打と大暴れし、アメリカンリーグの指名打者として先発出場するオールスターゲームへ弾みをつけた。
しかし、試合は5-10で敗れ、エンジェルスは今季最長となる5連敗を喫すると共に、直近10試合の成績を1勝9敗とし、遂に借金1となった。また、ドジャースとのフリーウェイシリーズは10連敗としている。
◆試合結果
エンゼルス|0 0 0 0 0 2 2 0 1| 5
ドジャース|1 5 0 2 0 1 1 0 X|10
地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』は試合後、電子版にドジャースの勝利を伝える記事を掲載し、その中でこの日の二刀流スターについて、「ショウヘイ・オオタニはいつものエンジェルスにとっての1人スターの役割をこなし、今季32号ホームランと今季6本目の三塁打を放った」。
「これはどちらもメジャーをリードする本数である。オオタニは単打も放ち、エンジェルスに3打点をもたらしているが、2019年に達成したサイクルヒットにあと安打1本足りなかったのは、今季これが6度目だった」と伝えている。
一方、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は、試合後に投稿したレポート記事の中で、この敗戦によりエンジェルスが勝率5割を切ったことから、「二刀流スーパースターのショウヘイ・オオタニが契約最終年となっており、エンジェルスは2014年以来のポストシーズン進出へ向け、選手獲得に対しアグレッシブになっているなか、エンジェルスは厳しい立ち位置で8月1日のトレードデッドライン(最終期限)へ向かうこととなった」とした。
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