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野球 コラム 2026年8月2日

吉田正尚、山本由伸と初対決で3打数無安打もレッドソックスは連勝

MLBコラム by 山田 結軌
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7月31日に挨拶を交わした吉田と山本

オリックスOBの夢対決が実現した。レッドソックスの吉田正尚外野手(33)は、8月1日(日本時間2日)のドジャース戦に「5番・DH」で出場。先発の山本由伸投手(27)に3打数無安打、1三振だった。

メジャーリーグ中継2026

「彼はメジャーでキャリアをしっかり積んで、メジャー全体を代表するピッチャーだと思う。実際に打席に立ってみてどのように感じるかすごく楽しみです」

試合前にはJ SPORTS のインタビューに応じ、対戦を心待ちにしていた。紅白戦などで対戦の経験を聞かれると、「記憶があまりないですね。ブルペンで見たぐらいはありますけど、実際に真剣勝負での対戦が初めてなので楽しみです」と明かしていた。

「どの球でもストライクが取れて、どの球でも三振が取れるピッチングスタイルだと思う。やはり(球種を)絞っていかないと厳しいと思います」と話していた。

2回の先頭では、外角のカットボールに見逃し三振。四回1死の第2打席ではカーブでタイミングをずらされ中飛、7回1死の第3打席では直球に詰まり、一ゴロだった。

「実際初めていろいろな球種を見た。どれも一級品だったと思います」

吉田に快音は響かなかったが、レッドソックスは3−2で僅差の勝利。8カード連続勝ち越しを決めた。ドジャースの10安打に対して、わずか4安打。ラファエラの2本塁打に加え、2−2の8回無死一、三塁では遊ゴロ併殺打の間に勝ち越し点を奪った。

キャッチボールをする吉田

山本は8回で96球を投げ、4安打3失点。効率的な投球で両リーグ1位タイとなる16度目のクオリティ・スタート(6イニング以上を投げ、自責点3以下)をマークした。好投といえる内容でも、試合後は反省のコメントを残した。

「全体的にはすごいいいボールも多かったですけど、やっぱりああいう内容ではいいチームには勝てないな、と思うような内容でした」

吉田との対戦には「やっぱり特に関係性の深い先輩だったので、とにかく意識しないように心掛けましたし、思い切り投げて、運よくいいところ(コース)に行ったので良かったです」と控えめに喜んだ。「ここ(メジャーリーグ)で対戦できてすごく良かったなっていう気持ちはありますね」と振り返った。

吉田は無安打だったが、打撃の調子は悪くない。7月は球団タイ記録の15連勝など21勝4敗。15連勝が始まってから、7月31日までの成績は打率.300、出塁率.364としていた。

「後半のカードは強いチームが残っているし、どこが相手でも油断はできない。連勝は運もありながらの連勝ですけど、カードを勝ち越していくことでコツコツ積み重ねていけると思います。大型連敗はしないことが1つ、しっかりと勝ち越していくことが大事だと思う」

ワールドシリーズ2連覇中の王者に2連勝は、今のレッドソックスの勢いと実力が高まっている証。レッドソックスはア・リーグのワイルドカード枠2位をキープし、3位には4ゲーム差をつけている。東地区では1位のレイズを6ゲーム差で追う3位だ。地区優勝とポストシーズン進出を目指し、吉田は勝利に貢献する打撃を続ける。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

山田結軌(やまだ・ゆうき)

山田 結軌

1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。

X(旧:Twitter)
@YamadaMLB

Instagram
yukiyamada_mlb

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