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野球 コラム 2022年9月4日

大谷翔平、通算400奪三振&100本塁打でベーブ・ルース以来、史上2人目の快挙達成。次のターゲットは史上初のシーズン200奪三振&30本塁打

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平、またも快挙達成

エンジェルスの大谷翔平は現地9月3日(日本時間4日)、本拠地エンジェルスタジアムでのアストロズ戦に「3番・投手兼指名打者」で先発出場すると、リーグ屈指の強力打線を相手に8回111球を投げ、6安打1失点、5奪三振無四球と快投。

1-1の同点で降板したため、大谷に勝敗はつかなかったものの、防御率をアメリカン・リーグ5位の2.58とし、シーズン規定投球回まであと26回とした。また、3回にはMLBキャリア通算400奪三振の節目に到達し、ベーブ・ルース以来史上2人目となる、キャリア通算400奪三振&100本塁打を達成した。

試合はエンジェルスが延長11回に2-1でサヨナラ勝ちし、アメリカン・リーグ西地区首位を快走するアストロズとのシリーズ初戦を制した。

『MLB.com』は試合後、「オオタニは8回珠玉の投球でダフィーがサヨナラ」と題した記事を掲載。その冒頭で、「どういうわけか、ショウヘイ・オオタニは新たな高みへ登ることを成し遂げ続けている」と前置き。

その上で、「最近取り入れ始めた新たなシンカーを誇示しながら、二刀流スターはエンジェルスタジアムでの土曜夜の試合で、これまで通りの支配的な投球を見せ、エンジェルスが12回に2-1でアストロズに勝利した試合で、8回を投げ1失点とした」と、大谷による圧巻のパフォーマンスを伝えた。

さらに記事では「その間、オオタニはメジャーリーグ通算400奪三振に到達し、MLBではキャリアハイの投球回数となる(2021年の130回1/3を上回った)シーズン136イニングをマークした」とした。

そして、「彼は土曜に三振5つを奪い、今季の合計を181奪三振としたため、あと19奪三振を上積みすると、ア・リーグ/ナ・リーグで史上初となる、1シーズンで投手として200奪三振、そして打者として30本塁打を達成することになる」と、次なる快挙へのマジックナンバーを伝えた。

この日は、大谷とMVPを争うヤンキースのアーロン・ジャッジが今季52号本塁打を放ったが、スター選手の揃った打線に対する大谷のマウンド上での支配的なパフォーマンスは、現地の識者に対し、その本塁打をも上回る強烈なインパクトを与えたことだろう。

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