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野球 コラム 2022年9月3日

明日登板の大谷翔平、MVP争いの切り札は「高速シンカー」

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平、明日13勝目をかけて登板

今季アメリカン・リーグのMVP争いで二頭レースを繰り広げるエンジェルスの大谷翔平とヤンキースのアーロン・ジャッジが、エンジェルスタジアムで行われた3連戦で、ともに2ホーマーを放つ熾烈な直接対決を繰り広げたのは既報の通り。

この直接対決では、2本塁打5打点をマークし、チームのシリーズ勝ち越しに大きく貢献した二刀流スターに軍配が上がりかける内容となったものの、8月終了時の報道振りを俯瞰する限り、現時点ではMLBの本塁打記録を塗り替える勢いでホームランを量産しているジャッジが、この一騎打ちを若干優勢に進めていると現地メディアは見ているようだ。

とは言え、大谷がベーブ・ルースでさえ成し得なかった史上初の1シーズン30本塁打10勝を成し遂げたのは、動かし難い事実であり、9月の成績如何では、MVP投票の行方は、全く予断を許さないものとなるだろう。

そんな中、『MLB.com』のデビッド・アドラー記者は、現地2日付で「丁度良い時に、MVPへのあと押しとしてオオタニは新球種を得た」と題した記事を投稿し、先頃から大谷が実戦投入し始めた新球種が、大谷の2年連続MVP獲得へ、タイムリーな助っ人になると伝えている。

この新球種とは、日本ではツーシームとして報道されている球種だが、アドラー記者はシンカーとカテゴライズしており、記事の冒頭で、「ショウヘイ・オオタニは既に10勝7敗、防御率2.68、157奪三振としていたが、それは単に彼の投手としてのみの成績であり、その後、彼は真新しい武器を自身の武器庫に加えた」と前置きした。

その上で、「MVPレースの真っ只中にあって、オオタニは新たな球種を投げ始めた。それはシンカーであり、かなり良い感じに見える」と続けた。「オオタニはメジャー加入後、速球はフォーシームしか投げてこなかったが、今や100マイルを投げつつ、2種類の速球を投げている」とした。

その新たな球種について、「オオタニは先発登板した8月15日のマリナーズから、シンカーをレパートリーに加えており、直近の先発登板となったブルージェイズ戦でも投げている(その2試合で、彼は13回を投げ、2点しか献上しておらず、17奪三振をマークしている)」とした。

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