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古巣で6勝目を挙げたダルビッシュ
パドレスのダルビッシュ有が古巣の本拠地、リグレーフィールドで躍動した。現地6月13日(日本時間14日)の敵地カブス戦で、パドレスへ移籍後、初めてシカゴで先発登板した右腕は、8回5安打1失点7奪三振の快投でチームを勝利に導き、自身今季6勝目を挙げたのである。
『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、荒天により遅れて始まったため、深夜に決着した試合後、ダルビッシュのシカゴでの快投を伝える記事を投稿し、その冒頭で右腕の球種の豊富さや、それを投げ分ける引き出しの多さについて触れた。
そして、「最高に成熟されたバージョンのユウ・ダルビッシュがあるとすれば、今回がそれだった」と表現した上で、「ダルビッシュはリグレーフィールドで、パドレスがカブスに4-1で勝利した月曜の試合で、(またしても)素晴らしい輝きを見せた」と伝えた。
さらに記事では、この日のダルビッシュの投球内容について、「2回に許した本塁打の際に投じたスライダーが唯一のミス」とした上で、「そこから、特にダルビッシュは古巣に対してアンタッチャブルになった」と報じている。
一方、現地局『NBC』のシカゴローカルは、電子版に「ダルビッシュがリグレー再訪でカブスに自分が主役であることを見せつける」と題した記事を掲載。その中で、「この月曜は、2019年後半からカブスでおなじみの光景となっていた、典型的なダルビッシュだった」と古巣対戦での右腕の投球について表現。
「実際のところ、ダルビッシュが8回を投げ切ったのは、彼がカブスのために力強い8回1/3を投げつつ、リグレーでカージナルスに敗れた2019年9月22日以来のことだった」とした上で、「彼特有の多彩な球種を織り交ぜた投球で、投じた107球のうち17の空振りを奪った」と伝えた。
さらに、ダルビッシュが8回裏に二死から連続単打で1・3塁のピンチを招くも、最後はイアン・ハップを三振に打ち取った場面について触れた上で、打席でダルビッシュと対戦したハップによる「あれが彼なんだ。彼はこの試合で本当に素晴らしい投手だったし、球種を混ぜること、そして配球を混ぜることについて見事な仕事をして、我々のバランスを崩した」とのコメントを掲載。
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