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野球 コラム 2021年9月13日

菊池雄星、5回1失点の好投もワイルドカード争いのチームは手痛い敗戦

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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5回1失点も勝敗は付かず

マリナーズの菊池雄星は現地9月12日(日本時間13日)、本拠地Tモバイルパークでのダイアモンドバックス戦で先発登板すると、5回6安打1失点8奪三振と、2回途中でKOを喫した前回からのバウンスバックを果たす好投を見せた。

1-1の状況での降板となったため、勝敗はつかなかったが、結局、試合はマリナーズが4-5で敗れ、ワイルドカード争いへ、手痛い敗戦を喫する結果となった。

地元紙『シアトルタイムズ』は、同日付で電子版に掲載した試合の振り返り記事の中で、「キクチは5回を投げ、6安打で1失点を許すも、1四球8奪三振とした」と左腕の投球内容を振り返った上で、「前回の登板から確実に改善を見せた」と評価。

ただし、「最初に対戦した打者6人に対し4奪三振とするも、結果的に1失点を喫した3回には、セス・ビアーに対し先頭打者二塁打を許した」ことから、「前回同様の苦闘は繰り返さなかったが、キクチは支配的だったわけでもなかった」と、手放しでの称賛は保留した。

一方、『MLB.com』は同日付で掲載した試合の速報記事の冒頭で、この日の菊池の好投について、「マリナーズは、前回に今季最も厳しい先発登板となった先発投手のユウセイ・キクチから、正に欲していたパフォーマンスを得た」と表現。

さらに、その投球内容について、「キクチは序盤からアグレッシブな姿勢を見せ、対戦した7人の打者に対して、ファーストピッチのストライクを投げると、結果的には対戦した打者21人のうち、15人に初球ストライクを投げた」と、カウントの序盤から積極的な姿勢を見せたことを強調した。

そして、「ダイアモンドバックス打線のバランスを崩したことについて、捕手のトム・マーフィーによるリードを称えた彼は、8奪三振に対し、失点を僅か1に留めた」と振り返った。

シーズン終盤へ差し掛かり、チームがポストシーズン進出を懸けて戦うスリリングな状況のなか、今後の試合で自らの役割を果たそうと懸命に投げる菊池の姿勢は、正に必見と言えるだろう。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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