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野球 コラム 2020年10月14日

【楽天好き】ベテラン銀次、「何度でも生まれ変わっていける」

野球好きコラム by 松山 ようこ
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銀次が登場曲に長らく使用している『蘇生』というMr.Childrenの曲がある。2002年に発売されたアルバム『IT’S A WONDERFUL WORLD』に収録されている曲で、オープニングの『overtune』に繋がって始まり、アーティスティックかつ、タイトル通り“蘇る”イメージが沸々と湧いてくる。個人的にもとても好きな曲の1つだ。

この曲は虹が儚く消えるように、やるせない真理をついて、サビでは復活や希望を歌い上げる。芸術的なまでの職人技を持ち、浮き沈みある世界で努力を重ね、何度もファンの心ゆさぶる瞬間をつくってきた銀次によく合う曲だと思う。

今年はスランプに苦しむ銀次

今年で15年目の32歳。昨季はキャプテンも務め、成績も打率3割超え、キャリアハイの161安打もマークしたが、今季はここまで167打数38安打の打率.228と規定打席にも到達していない(10月14日時点)。

ところが、先の10月9日のライオンズ戦では、4打数3安打と猛打賞の活躍。昨季は毎月、“何度でも”みせていた猛打賞が、ようやく出た。待ってました!というファンも多いのではないか。

職人気質で無意識的な“華”がある。ボール球にはめったに手を出さない選球眼を備えながらも、時にとんでもないボールゾーンの球をヒットにしてしまう。球界屈指と呼ばれるそのバットコントロールがなせる技だろう。

ゴルフか!とツッコミたくなるようなスイングになりながらも見事にセンター前に運んでみせることも。打席でボールを見逃した後などに、身を翻してバットを美しくクルクルと回す技も、ファンお馴染みの華ある場面の1つで、その鮮やかなバット捌きは見惚れるほど。

銀次の回すバットを『スター・ウォーズ』のライトセーバーに加工した動画は、「まるでジェダイ!」と話題になった。

ただし、本人は無意識なのだ。バット回しについて「自分でもよくわからない。自然に出てくる」と明かし、練習したことは?と尋ねても「するわけない!」と一蹴するだけ。磨き上げたバットコントロールが為せる無意識的な動きらしく、さらに驚かされる。

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