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日本時間7月1日(現地6月30日)に敵地でのロッキーズ戦に先発登板したドジャース前田健太は、4回1/3を3安打2失点5奪三振と好投しながらも、勝利投手の権利まで、あとアウト2つの場面で降板したため勝敗はつかず。今季8勝目は次戦にお預けとなった。
『CBSスポーツ』によると、ロバーツ監督は高地で打者有利のクアーズ・フィールドでの対戦ということを考慮し、試合前の時点でウリアスのロングリリーフを予定していたとのことで、前田の早期降板もこの辺の事情に起因しているかもしれない。
◆試合結果
LAD|0 0 1 0 2 6 0 1 0|10
COL|0 0 0 0 4 0 0 0 1| 5
なお、現地スポーツメディアの『DodgerBlue.com』は、試合の概括記事として掲載した「ケンタ・マエダがマウンドからロッキーズを沈黙させ、打席でドジャースの勝利に貢献」というタイトルの記事の中で、この日の前田のパフォーマンスを次のように伝えている。
「ケンタ・マエダが先発したロサンゼルス・ドジャースは、比較的なクリーンな試合を展開し、これが奏功したことでコロラド・ロッキーズに10-5で勝利。
クアーズ・フィールドでのシリーズを引き分けに持ち込んだ。ドジャースは4月上旬以来となる2シリーズ連続での負け越しを回避した」。
前田は3回表に自らの単打で打線に火を着け、ドジャースは1-0とリード。最初の打者7人を打ち取った前田は3回裏、トム・ウォルターズに二塁打、二死からチャーリー・ブラックモンを歩かせるも、ピンチを切り抜けた。
さらに5回表、無死で走者を2人置いた状況で、前田の送りバントがロッキーズ先発チチ・ゴンザレスによる一塁への悪送球を誘い、追加点を挙げる。
その後、ドジャースは、この日最多タイの3安打を放ったジョック・ピーダーソンによる適時単打でリードを3-0に広げた。
自身の勝利こそ逃したものの、前田によるテンポラリーな“二刀流”パフォーマンスは、しっかりと現地記者の執筆優先事項にリストアップされたようである。
J SPORTS 編集部
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